Power Automate Desktop(PAD)を使えば、ウェブサイトの閲覧や情報取得を自動化できます。例えば、毎日ログインしてデータを確認する作業や、特定のページの情報を取得する作業を自動化すれば、業務の効率が大幅に向上します。
この記事では、ウェブサイトのログインから情報取得までの手順を、エラー対策も含めて詳しく解説します。
目次
📌 自動化の流れ
- 新しいChromeを起動する
- Webページにログインする
- Webページの入力欄にテキストを入力する
- Webページの情報を取得する
- 取得した情報をメッセージで表示する
- エラー処理①:待機アクションの追加
- エラー処理②:ボタンが選択されない場合の対処法
1️⃣ 新しいChromeを起動する
まずは、ウェブページを開くためにChromeを起動します。
✅ 手順:
- Power Automate Desktopを開き、新しいフローを作成。
- 「アクション」パネル から 「ブラウザーの起動」 を検索し、ドラッグ。
- 設定を以下のように入力:
- ブラウザーの種類 → Google Chrome
- 初期URL → ログインしたいウェブサイトのURL(例:
https://example.com/login)
- 保存 をクリック。
2️⃣ Webページにログインする
ログイン画面で、IDとパスワードを入力してログインします。
✅ 手順:
- 「WebページにUI要素を送信」 を検索し、ドラッグ。
- 入力フィールドを指定:
- 対象UI要素 → 「UI要素を追加」ボタンを押して、ID入力欄をクリック
- テキストを入力 → 例:
"your_username"
- 同様に、パスワード入力欄にパスワードを入力するアクションを追加。
- 「Webページのボタンをクリック」 を追加し、「ログイン」ボタンを選択。
3️⃣ Webページの入力欄にテキストを入力する
ログイン後、検索フォームやフォーム入力欄にテキストを入力できます。
✅ 手順:
- 「WebページにUI要素を送信」 を検索し、ドラッグ。
- 検索ボックスを指定:
- 対象UI要素 → 「検索ボックス」を選択。
- 入力テキスト →
"検索したいキーワード"
- 「Webページのボタンをクリック」 を追加し、検索ボタンを指定。
4️⃣ Webページの情報を取得する
検索結果や特定のデータを取得する方法を解説します。
✅ 手順:
- 「Webページからデータを抽出」 を検索し、ドラッグ。
- 対象UI要素を選択:
- 取得したい情報のある要素をクリック(例: 検索結果のタイトル)。
- 取得データの保存先 → 変数として保存(例:
ExtractedData)。
5️⃣ 取得した情報をメッセージで表示する
取得した情報を確認するため、メッセージボックスで表示します。
✅ 手順:
- 「メッセージを表示」 を検索し、ドラッグ。
- 表示するテキスト → 取得したデータを指定(例:
%ExtractedData%)。
⚠️ エラー処理①:待機アクションの追加
ウェブページの読み込みが遅いと、入力やクリックが失敗することがあります。これを防ぐため、「待機」アクション を追加しましょう。
✅ 手順:
- 「待機」 アクションを検索し、ドラッグ。
- 待機時間 → 3~5秒程度に設定(ページの読み込み速度による)。
⚠️ エラー処理②:ボタンが選択されない場合の対処法
ボタンが見つからない場合は、以下の方法で解決できます。
✅ 手順:
- 「UI要素の存在を確認」 アクションを追加。
- 対象UI要素 → 「ログインボタン」を指定。
- 「条件分岐」 を追加し、ボタンが存在するか判定。
- ボタンがない場合 → 待機アクションを追加し、再試行。
❓ よくある質問(Q&A)
Q1. Chromeが開かない場合はどうすればいいですか?
A1. 「ブラウザーの起動」アクションの設定を確認し、Google Chromeがインストールされているかチェックしてください。
Q2. ログイン情報を入力してもログインできません。
A2. ログインボタンのUI要素が正しく指定されているか、待機アクションを追加して試してください。
Q3. 取得したデータが空になってしまうのはなぜ?
A3. データ取得アクションの対象UI要素が正しく選択されているか確認し、必要に応じて「待機」アクションを追加してください。
