【初心者向け】Power Automate DesktopでWebアプリを自動操作する方法を徹底解説!

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毎日のWeb操作、手作業で疲れていませんか?

ログイン、入力、検索、ボタン押下……
日常業務で「何度も同じWeb操作を繰り返してる」と感じたことはありませんか?

そんなあなたに最適なツールがPower Automate Desktop(PAD)です。
今回は、PADを使ってWebアプリケーションを自動操作する方法
を、実践ベースで丁寧にご紹介します。


今回のゴール

架空の銀行Webアプリを使って、以下の一連の動作を完全自動化します。

  1. ブラウザを起動し、顧客としてログイン
  2. ログイン後、取引履歴ページに遷移して情報を取得
  3. スクリーンショットを保存
  4. ログアウトしてブラウザを閉じる
  5. 管理者として再ログインし、新規顧客を登録

全てノーコードで構築可能です!


ステップ① フローの作成と準備

1. Power Automate Desktopを起動し「新しいフロー」を作成

  • フロー名は自由。例:「web_automation_demo」

2. フローの基本構成

PADは、以下の構造で構成されます。

セクション説明
左側使用可能なアクション一覧
中央フローデザインエリア(操作手順を追加)
右側変数やUI要素(=セレクター)管理エリア

ステップ② Webブラウザの自動起動とログイン

1. サブフローを作成

まずは「顧客ログイン」用のサブフローを作ります。

✅ やること:

  • Google Chromeを起動
  • 指定のURLに遷移
  • ウィンドウを最大化
使用アクション:
・「Web ブラウザーを起動」
・「ウィンドウを最大化」

2. URLは変数で管理する(ベストプラクティス)

変数名:url
値:https://example-banking-app.com/

こうすることで、URLの変更にも柔軟に対応できます。


ステップ③ 顧客ログイン操作の自動化

1. Webページ内の「Customer Login」をクリック

使用アクション:
・「Webページ上のリンクをクリック」

このアクションを使うには、Chrome拡張機能の追加が必須です。PADが対象の要素を検出できるようになります。

2. ドロップダウンから「顧客名(例:Ron Weasley)」を選択

使用アクション:
・「Webフォーム内のドロップダウン リストを設定」

3. ログインボタンをクリック

同様に、UI要素(セレクター)をキャプチャして設定します。


ステップ④ 取引履歴ページで情報取得・保存

1. 「Transactions」メニューをクリック

  • ページ遷移後にクリック動作を追加

2. スクリーンショットを撮影・保存

使用アクション:
・「画面領域のスナップショットを取得」
・保存先:C:\PAD\snapshot.jpg

ステップ⑤ ログアウト・ブラウザ終了

使用アクション:
・「Webページ上のリンクをクリック(Logout)」
・「Web ブラウザーを閉じる」

これで1つ目のサブフロー「顧客ログイン→操作→終了」が完了です。


ステップ⑥ 管理者ログインと顧客登録を自動化

1. 新たなサブフローを作成(例:「manager_flow」)

実施内容:

  1. 「Bank Manager Login」をクリック
  2. 「Add Customer」を選択
  3. 入力フォームに名前・姓・郵便番号を入力
  4. 「Add Customer」ボタンを押す
  5. 成功ダイアログが表示されたら「OK」をクリック
使用アクション:
・「テキストフィールドにテキストを入力」
・「Webページ上のリンクをクリック」
・「ポップアップのボタンを押す」

セレクター(UI要素)の理解と最適化

PADでWeb要素を扱う際、**セレクター(UI要素)**の理解がとても重要です。

✅ セレクターとは?

Webページの中で特定の要素(ボタン・テキストフィールドなど)を識別する「場所」のこと。
例:<button id="loginBtn">Login</button>

✅ ベストプラクティス:

  • 要素に一意のIDやClassがあれば、それを使う
  • セレクターの検証・修正は右側のUI要素セクションから可能
  • 再利用する場合は、意味のある名前をつける(例:btn_login)

最後に:全体の自動化フローを統合して実行!

1. メインフローにサブフローを追加

使用アクション:
・「サブフローの実行(Run Subflow)」

以下の順で統合します:

  1. customer_flow を実行
  2. manager_flow を実行

2. 実行ボタンを押して完成!

すべてのWeb操作が自動で進行します。


よくある質問(FAQ)

Q1. Chrome拡張機能が出てこないのですが?

PADにWeb操作アクションを使う場合、拡張機能のインストールが必要です。初回使用時に自動で案内が表示されます。

Q2. セレクターがうまく機能しません

セレクターは要素の構造変更に弱いため、なるべくIDやクラス名で特定できる要素を使うのがコツです。必要に応じて「カスタムセレクター」も編集できます。

Q3. 入力値はExcelなどから読み込めますか?

はい、Excelファイルから読み込んだ値を使ってフォームに入力することも可能です。今回は手入力でしたが、次回記事で詳しく紹介します。

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