「UI要素が見つからない」が消えた!Power Automate Desktop「仮想デスクトップ待機」の使い方【初心者向け完全解説】

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原因不明だったあのエラー、実は“あなたのせい”じゃありません

Power Automate Desktop(以下PAD)を使っていると、こんな経験はありませんか?

  • さっきまで動いていたフローが急に止まる
  • 「UI要素が見つかりません」という謎のエラー
  • 待機を増やしたら動くけど、理由はわからない
  • 再実行すると成功することもある

そして最終的にこう思います。

「理由はわからないけど、なぜか今日は動いた…」

実はその現象、最近追加された新機能「仮想デスクトップ待機」で説明がつきます。

この記事では、

  • なぜ「UI要素が見つからない」が発生するのか
  • 仮想デスクトップ待機とは何をしているのか
  • なぜ入れただけでエラーが消えるのか
  • 初心者でも失敗しない使い方

を、専門用語を極力使わずに解説します。


そもそも「UI要素が見つからない」エラーの正体とは?

https://miro.medium.com/v2/resize%3Afit%3A1400/1%2AdYLLtOIvqovaa761ZEOcKg.png

このエラー、実は「UIが存在しない」のではありません。

本当の原因はこれです

PADが操作しようとした瞬間、画面が“操作できる状態”ではなかった

具体的には👇

  • 画面がロックされている
  • リモートデスクトップが切断されている
  • 仮想デスクトップがまだ準備中
  • アプリは起動しているが、画面が描画されていない

人間なら
「まだ触れないな」
と判断できますが、PADは待ってくれません


仮想デスクトップ待機とは何か?一言で理解する

一言でいうと

**「画面が本当に操作できる状態になるまで、PADが待ってくれる機能」**です。

これまでのPADは、

PCが起動している
→ 画面も操作できるはず

というかなり楽観的な判断をしていました。

仮想デスクトップ待機は、その判断をこう変えます。

仮想デスクトップは存在しているか?
アクティブか?
人間が操作できる状態か?
→ 全部OKなら次へ進む


なぜ「入れただけ」でスムーズに動いたのか?

https://images.prismic.io/encord/ZfSaIHYkiKrtlJ72_RPAWorkflow.png?auto=format%2Ccompress

理由はシンプルですが、効果は絶大です。

理由① 画面が“見えていない”状態を防げる

PADのUI操作は、
画面が存在していないと絶対に成功しません。

仮想デスクトップ待機は、

  • ロック解除されているか
  • 操作可能なデスクトップか

を確認してから進むため、
UI要素が見つからない状態そのものを防止します。


理由② 処理が速すぎる問題を根本解決

PADは人間より圧倒的に速いです。

そのため、

  • アプリ起動 → まだ描画中
  • 画面遷移 → 裏で処理中

という“人間なら待つ場面”でも進んでしまいます。

仮想デスクトップ待機は、
「待機アクションを大量に入れる」という力技を不要にします。


理由③ 無人実行・夜間実行と相性が良すぎる

次のような運用をしている人は特に効果を実感します。

  • 夜間バッチ実行
  • 無人実行
  • リモートデスクトップ経由での実行

これらは
「画面が存在しない時間帯」が必ず発生します。

仮想デスクトップ待機は、
無人実行の“前提条件”を満たすための機能です。


【初心者向け】仮想デスクトップ待機の使い方

https://www.samurai-emblem.com/wp-content/uploads/2023/07/image-130.png

基本手順(これだけでOK)

  1. フローを開く
  2. アクション検索で
    「仮想デスクトップ待機」
  3. フローの一番最初に配置
  4. 設定はデフォルトのままでOK

これだけです。


おすすめの配置場所(重要)

◎ フロー開始直後(最優先)
◎ アプリ起動前
◎ ログイン操作前
◎ UI操作が連続する処理の直前

逆に、

△ フローの最後だけに置く
△ UI操作の後だけに置く

では、効果がほとんど出ません。


よくある質問(初心者あるある)

Q. 待機アクションはもう不要?

完全に不要ではありませんが、

  • 起動待ち
  • 画面準備待ち

のために大量に入れていた待機は、
かなり削減できます。


Q. 処理が遅くなりませんか?

結論:安定性が上がり、結果的に早くなります。

  • エラー → 再実行
  • 失敗 → 原因調査

この時間がなくなるため、
トータルでは確実に効率アップします。


こんな人は今すぐ入れてください

  • 「UI要素が見つからない」に悩んでいる
  • 原因不明エラーが定期的に出る
  • 待機アクションだらけのフロー
  • 無人実行・夜間実行をしている
  • PADが嫌いになりかけている

1つでも当てはまれば、効果を体感できます。


まとめ|仮想デスクトップ待機は“保険”ではなく“必須”

最後にポイントを整理します。

  • UIエラーの多くは「画面が存在しない」ことが原因
  • 仮想デスクトップ待機は
    操作できる画面を保証する機能
  • 初心者ほど
    最初に入れるだけで成功率が激変

もしあなたが、

「理由はわからないけど直った」

と感じたなら、それは偶然ではありません。

これからはぜひ、
「仮想デスクトップ待機を最初に置く」
を標準ルールにしてみてください。

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