Power Automate Desktopでフローが途中で止まる、何も起きないときの原因と対策:一時停止・無限ループ・条件分岐の落とし穴

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1. 一時停止アクションが残っている

PADでは「一時停止」アクションにより、指定した時間フローの実行を止めることができますが、これが原因で「止まったように見える」ことがあります。

確認ポイント:

  • 「一時停止」アクションが意図せず長時間に設定されていないか
  • 1,000ミリ秒(1秒)と10,000ミリ秒(10秒)など、単位の間違いに注意

対処方法:

  • 実行中のフローが「一時停止」状態かどうかを確認する
  • 長すぎる待機は適切な時間に見直す(例:Webページの読み込みなら3〜5秒が目安)

2. 無限ループが発生している

「繰り返し(Loop)」アクションの中で終了条件が正しく設定されていないと、処理が延々と繰り返され、フローが止まらなくなるケースがあります。

よくある原因:

  • 条件式に変化がなく、ループが終わらない
  • ループ内の変数に更新処理が抜けている
  • 「条件を満たすまで繰り返す」設定が無効化されている

対処方法:

  • ループの中でカウントアップやフラグの変更が正しく行われているか確認する
  • 最大回数に制限を設ける(例:100回までなど)

3. 条件分岐の設定ミス

「If」や「Switch」などの条件分岐アクションで、判定条件の記述が間違っていると、想定外のルートに進み、何も処理されないまま終了することがあります。

よくある症状:

  • 条件にマッチしないため、すべての分岐がスキップされる
  • 変数の値が正しく格納されていないため、条件が常にfalseになる

確認手順:

  1. 条件式に使用している変数の中身を「メッセージ表示」アクションで出力し、値を確認する
  2. 条件式の書き方に誤りがないか(例:「=」と「==」の違いなど)を再確認する

4. 非表示アクションの存在や実行フローの分岐ミス

  • PADではアクションを一時的に無効化する「非表示」設定があります。これが原因で処理がスキップされていることもあります
  • また、分岐やサブフローの設定ミスにより、本来実行されるはずのステップに進んでいないケースもあります

対処方法:

  • すべてのアクションがアクティブ(有効)になっているか確認する
  • サブフローの呼び出し先、条件分岐の接続先が正しく設定されているか再確認する

目次

よくある質問(FAQ)

Q1. フローが途中で止まっているように見えるけど、エラーは出ていません
→ 「一時停止」や「UI要素の待機」が原因で待機状態になっている可能性があります。「ログの確認」や「ステップごとの実行」で現在の状態を特定してください。

Q2. 無限ループかどうかをどうやって見分ければ良いですか?
→ 実行中のアクションがずっと同じ場所で止まっている、CPU使用率が上がっている、PADが応答しない状態になる場合は無限ループの可能性があります。

Q3. 条件分岐で意図した処理に進まないのはなぜ?
→ 比較する値の型が違っていたり(数値 vs 文字列)、前のステップで変数に値が入っていないことがあります。条件に使っている変数の中身をログ出力して確認してください。

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