Power Automate Desktop(以下、PAD)を始めようと思ったけれど、「何から手をつければいいかわからない」 という方も多いのではないでしょうか?
実際にPADを開いてみたものの、どのようにフローを作成すればいいのか分からず、画面を閉じてしまった…という経験がある方もいるかもしれません。
でも、心配はいりません。
PADには 「テンプレート」 という機能があり、最初からゼロで作るのではなく、用意されたサンプルフローを活用することで、簡単に自動化を体験することができます。
本記事では、Power Automate Desktopのテンプレートを使った自動化の始め方 を詳しく解説します。
Power Automate Desktopとは?
PADとは、Microsoftが提供するデスクトップ操作を自動化できるツール です。
Windows 10 / 11 で利用でき、Excelのデータ処理やファイル管理、Web操作の自動化など、さまざまな作業を自動化できます。
PADは 「Power Automate for Desktop」 の略称であり、「PAD(パッド)」 と呼ばれることもあります。
Power Automate Desktopのテンプレートとは?
PADのテンプレートとは、あらかじめ作成されたサンプルフロー のことです。
テンプレートを使えば、フローの作り方を学びながら、自動化を簡単に体験 できます。
テンプレートの特徴
- すぐに使える :設定済みのフローが用意されているため、すぐに実行できる
- レベル分けされている :初級・中級・上級 の3つのレベルがあり、自分のスキルに応じて選べる
- 学習しながら使える :サンプルを開いて、どのような処理が組まれているのか学べる
主なテンプレートのカテゴリ
PADのテンプレートには、以下のようなカテゴリーがあります。
| カテゴリー | 内容 |
|---|---|
| Excelの自動化 | Excelのデータを抽出、特定の行や列を選択 |
| ファイル・フォルダ操作 | ファイルの移動やコピー、自動リネーム |
| アプリケーションの自動化 | 指定したアプリの起動や操作の自動化 |
| Web操作の自動化 | 指定したURLのスクリーンショット取得、データ取得 |
| PDF操作の自動化 | PDFの結合やページ抽出 |
テンプレートを使ってフローを作成してみよう!
実際にPADのテンプレートを使って、「2つのPDFファイルを結合して保存する」 自動化フローを試してみます。
1. テンプレートを開く
- スタートメニューから「Power Automate Desktop」を開く
- トップ画面の「例」タブを開く
- 「PDF自動化」カテゴリーを選択
- 「2つのPDFファイルを結合する」テンプレートを選択
2. フローを実行する
- 「再生ボタン」をクリック
- 結合したいPDFファイルを2つ選択
- 保存先を指定
- 「OK」をクリックすると、自動でPDFが結合される
3. 実行結果を確認
結合されたPDFが、指定したフォルダに保存されていることを確認しましょう。
これだけの操作で、複数のPDFを1つのファイルに統合する自動化が完了 しました。
テンプレートを活用して基礎から応用へ!
テンプレートを使うことで、PADの基本的な使い方が理解できたと思います。
しかし、これだけでは終わりません。
このようなテンプレートを活用しながら、さらに自分の業務に応用できる自動化フローを作成することも可能です。
応用例
例えば、以下のようなフローを追加することで、さらに作業の効率を上げることができます。
✅ 年度ごとにPDFをまとめて保管する
✅ 特定のキーワードを含むファイルを自動で仕分けする
✅ 一定期間経過したPDFを自動でアーカイブする
テンプレートを基に少しずつカスタマイズしていくことで、より実用的な自動化フローを作ることができます。
フローの中身を見て学ぶ
PADのテンプレートは、「編集モード」で開くことで、どのような処理が行われているのか確認することが可能 です。
編集モードで確認する手順
- テンプレートを開く
- 「編集(ペンのマーク)」をクリック
- アクションの流れを確認する
アクションの1つ1つを理解することで、自分でフローを作成する力がついてきます。
まとめ
PADのテンプレートを活用すれば、誰でも簡単に自動化を体験できます。
✅ ゼロから作る必要はなし! テンプレートを活用しよう
✅ 操作は簡単! 再生ボタンを押して、ファイルを選択するだけ
✅ 基礎を学びながら応用も可能! テンプレートをカスタマイズして、自分の業務に役立てよう
最初は難しく感じるかもしれませんが、テンプレートを活用すれば、初心者でも簡単に自動化を始めることができます。
まずは、初級レベルのテンプレートから試してみる のがおすすめです。
PADを使いこなせるようになれば、業務の効率化が格段にアップします。
ぜひ、テンプレートを活用しながら、少しずつ自動化を試してみてください。
