目次
はじめに
日々のルーチンタスク、自動でやってくれたら助かりますよね?
そんなときに役立つのが Power Automate Desktop(PAD) と Windowsのタスクスケジューラー です。
この記事では、「Power Automate Desktopで作ったデスクトップフローを毎朝7時に自動実行する」方法を、初心者の方でもそのままマネできるように、ステップバイステップで解説します。
使用するツール
- Power Automate Desktop(フロー作成用)
- Windows タスクスケジューラー(スケジューリング用)
フローの準備:簡単な「ウェブサイトを開く」デモを作成
まずは、Power Automate Desktopでフローを作成しましょう。
① Power Automate Desktopを開く
- Windowsのスタートメニューから「Power Automate Desktop」を開く。
② 新しいフローを作成
- 「+ 新しいフロー」をクリック
- フロー名を「デモフロー」など適当につける
- 「作成」をクリック
③ 簡単なアクションを追加
- アクションパネルから「Microsoft Edgeの起動」を検索
- 「Microsoft Edgeの起動」アクションをフロー中央にドラッグ
- 「URL」に任意のサイトURLを入力
- 右下の「保存」をクリック
これで、Edgeブラウザを開いて指定サイトにアクセスするだけの簡単なフローが完成しました。
タスクスケジューラーで自動実行設定
続いて、このフローを「毎朝7時に実行」するように、タスクスケジューラーを使って設定します。
① タスクスケジューラーを開く
- Windowsのスタートメニューで「タスクスケジューラー」と入力し開く
② フォルダーの作成(任意)
- 左メニューの「タスク スケジューラ ライブラリ」を右クリック →「新しいフォルダー」
- 名前は「PADフロー」などわかりやすく
③ 基本タスクの作成
- 作成したフォルダーを右クリック →「基本タスクの作成」
- タスク名を「毎朝デモフロー起動」などに設定 →「次へ」
④ 実行スケジュールの設定
- 「毎日」を選択 →「次へ」
- 開始時間を「7:00 AM」に設定 →「次へ」
⑤ 実行するプログラムの設定
- 「プログラムの開始」を選択 →「次へ」
- プログラム/スクリプト欄に、Power Automate Desktopの実行ファイルを指定します:
"C:\Program Files (x86)\Power Automate Desktop\PAD.Console.Host.exe"
※環境によって異なる場合があります。「PAD.Console.Host.exe」がある場所を参照から探してください。
⑥ フローの実行引数を指定
- 「引数の追加」に、実行したいフローのURLを貼り付けます(後述の取得方法参照)
- →「次へ」→「完了」
フロー実行URLの取得方法
- Power Automate Desktopで対象フローを開く
- 上部の「…(三点リーダー)」→「プロパティ」
- 「実行URL」の欄からURLをコピー
このURLが タスクスケジューラーの引数 に必要な情報です。
よくある質問(FAQ)
Q1. Power Automate Desktopが起動しません。なぜ?
A. インストールパスが違っている可能性があります。「PAD.Console.Host.exe」の場所を確認し、正しいパスを指定してください。
Q2. タスクスケジューラーでフローが実行されない!
A. フローに「確認ダイアログを表示」の設定があると、ユーザーの手動操作が必要になります。このオプションはオフにしましょう。
Q3. 自動実行にはログインしておく必要がある?
A. 「アテンド(Attended)」実行モードを使う場合、ユーザーがログインしている必要があります。夜間などに実行したい場合は、「無人(Unattended)」モード+ライセンスが必要です。
Q4. Power Automate Cloudからフローをスケジュールする方法は?
A. https://flow.microsoft.com にアクセスし、以下を選択してください:
- 「作成」→「スケジュールされたクラウドフロー」
- 実行時間を設定(例:毎日7時)
- アクションに「デスクトップ フローの実行」を追加
- 実行マシンのドメイン、ユーザー名、パスワードを入力
- 保存し、クラウドからフローを実行可能に!
