Power Automate Desktopで今月の売上データを自動抽出して集計する方法

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今回は、Excel内の「売上日」列をもとに、当月(例:4月)以降のデータのみを抽出し、売上金額を合計するという作業の前半部分、日付でのフィルター処理を中心に解説します。

目次

やりたいこと

  • Excelに記載された売上データの中から
  • 「売上日」が今月(例:2025年4月)1日以降の行だけを抽出
  • そのデータだけで売上金額を集計

フロー構成

  1. 現在日(今日)を取得
  2. 今月1日の日付を作成
  3. Excelファイルを開いてデータを読み込み
  4. データテーブルとして取得された情報に対し、日付でフィルターを実行
  5. フィルター結果を確認

手順①:現在の日付を取得 → 今月1日を生成する

使用アクション:

  • 現在の日時を取得
  • 日時をテキストに変換(カスタム形式)

手順:

  1. 「現在の日時を取得」アクションを追加
    • 変数名:CurrentDateTime
  2. 「日時をテキストに変換」を追加
    • 入力:CurrentDateTime
    • カスタム形式:yyyy/MM/01
    • 出力変数:当月日

これで、たとえば「2025/04/10」から「2025/04/01」が生成されます。


手順②:Excelファイルを開いてデータを読み込む

使用アクション:

  • Excelの起動
  • Excelワークシートから読み取る
  • Excelを閉じる

手順:

  1. 「Excelの起動」→「ドキュメントを開く」を選択し、売上データのExcelファイルを指定
  2. 「Excelワークシートから読み取る」で「すべての使用可能な値」を選択し、列名を含むにチェック
  3. 出力変数:Excelデータ
  4. 「Excelを閉じる」アクションでファイルを閉じる

これで、Excelの売上データがデータテーブル型で変数に格納されました。


手順③:売上日をもとにフィルター処理を行う

使用アクション:

  • フィルター データテーブル

手順:

  1. 「フィルター データテーブル」アクションを追加
  2. 対象データテーブル:Excelデータ
  3. フィルター条件:
    • 列名:売上日
    • 演算子:以上である
    • 値:変数当月日
  4. 出力変数:フィルターデータテーブル

これにより、「売上日」が今月1日以降のデータだけが抽出されます。


実行して結果を確認!

フローを実行して、「フィルターデータテーブル」の中身を確認してみましょう。
たとえば、今月が2025年4月の場合、売上日が「2025/04/01」以降の行だけが含まれているはずです。


よくある質問(FAQ)

Q. 「売上日」が正しくフィルターされない

A. 「売上日」列がExcel上で「日付型」でも、PAD上では「テキスト型」として認識される場合があります。今回の方法では、「テキスト型」として日付を一致させる前提で設計されています。


Q. フィルター結果が空になるのはなぜ?

A. 月初日を生成する際のカスタム形式が間違っている可能性があります。yyyy/MM/01 の形式になっているか確認してください。


Q. 1日以外の開始日にしたい場合は?

A. カスタム形式の末尾を「/15」などに変更することで、「その月の15日以降」の抽出なども可能です。


補足:なぜ日付をテキスト形式に変換しているの?

PADで扱う変数の「型」は重要です。
Excelから読み取った日付は内部的には「テキスト」として扱われることが多いため、フィルター条件の方も「テキスト」にしておくことで、データ型の不一致による比較失敗を防げます。

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