Power Automateは、クラウドフローとデスクトップフローを連携させて、自動化をさらに強力にすることができます。特に、定期スケジュールでデスクトップフローを起動する仕組みを構築すれば、時間をかけずに日常業務を効率化できます。
この記事では、クラウドフローからデスクトップフローをスケジュール起動する方法を詳しく解説します。初心者の方でも簡単に設定できるように、具体的な手順を丁寧に説明します。
目次
手順の概要
- デスクトップフローを作成する
Power Automate Desktopで自動化するフローを作成します。 - クラウドフローを作成する
スケジュールトリガーを設定して、デスクトップフローを呼び出します。 - クラウドフローとデスクトップフローを連携する
クラウドフローからデスクトップフローを実行するアクションを設定します。 - スケジュールのテストと保存
フローをテストして、正しく動作するか確認し保存します。
手順の詳細
1. デスクトップフローを作成する
- Power Automate Desktopを起動
Power Automate Desktopを開き、右上の「新しいフロー」をクリックします。
フロー名(例:ファイル整理フロー)を入力し、「作成」をクリックします。 - フローの編集
自動化したい処理をアクションライブラリから追加し、フローを構築します。
例: ファイルを特定のフォルダに移動、Excelデータを処理など。 - 保存
フローを作成したら、保存して閉じます。
2. クラウドフローを作成する
- Power Automate(クラウド版)にアクセス
Power Automateのポータルにログインします。 - 新しいフローを作成
- 画面右上の「+ 作成」をクリックします。
- 「スケジュールされたクラウドフロー」を選択します。
- スケジュールトリガーの設定
- フロー名を入力(例:
定期デスクトップフロー起動)。 - 実行の開始日と時刻を設定します(例: 毎日午前9時)。
- 実行頻度を設定します(例: 毎日、一度きりなど)。
- フロー名を入力(例:
3. クラウドフローとデスクトップフローを連携する
- デスクトップフローの呼び出しアクションを追加
スケジュールトリガーの後に、アクションを追加します。- アクションライブラリで「デスクトップフローを呼び出す」を検索し、選択します。
- 呼び出すフローを設定
- 「デスクトップフローを呼び出す」アクションで、Power Automate Desktopで作成したフローを選択します。
- 実行時の接続設定を確認し、適切な環境が選択されていることを確認します。
- パラメーターの設定(必要に応じて)
デスクトップフローに入力パラメーターが必要な場合、クラウドフローから値を渡します。
4. スケジュールのテストと保存
- テスト実行
フローを手動で実行して、正しく動作するか確認します。
デスクトップフローが実行され、想定通りの結果が得られるかチェックします。 - エラーチェック
エラーが発生した場合、デスクトップフローやクラウドフローの設定を確認し、修正します。 - 保存と有効化
クラウドフローを保存し、有効化します。これでスケジュールに基づいてデスクトップフローが自動実行されるようになります。
よくある質問
Q1: クラウドフローとデスクトップフローの接続で失敗する場合はどうすればいいですか?
A1: 接続が失敗する場合は、以下を確認してください:
- デスクトップフローを実行するPCにPower Automateエージェントがインストールされ、オンライン状態であること。
- クラウドフローとデスクトップフローが同じMicrosoftアカウントで連携していること。
Q2: スケジュールを変更したい場合はどうすればいいですか?
A2: Power Automate(クラウド版)のフロー編集画面でトリガーを選択し、スケジュール設定を変更することで簡単に修正できます。
Q3: 実行時にPCがオフラインの場合はどうなりますか?
A3: PCがオフラインの場合、デスクトップフローは実行されません。実行するPCがスケジュール時にオンラインであることを確認してください。
