はじめに
今回は、Power Automate Desktop(PAD)に搭載された「デスクトップ用Copilot」を使って、自然言語から自動化フローを作成する方法をご紹介します。この記事を読めば、コーディングなしでAIにフローを作ってもらう体験ができるようになります。
使用シナリオ:PNGファイルを検索してZIPに圧縮
目的
Cドライブ内の「添付」フォルダーからすべてのPNGファイルを検索し、それらをまとめてZIPファイルに圧縮するフローを、自然言語のプロンプトで作成します。
操作手順(画像は不要、画面説明で補完)
1. Power Automate Desktopを起動
デスクトップでPower Automate Desktopを起動し、ホーム画面を表示します。
2. プロンプトの入力画面を開く
左側メニューから「ホーム」を選び、中央にある「プロンプト入力欄」に注目してください。また、右上にあるCopilot(コパイロット)のアイコンからも同様の入力が可能です。
3. 用意されたプロンプトを選ぶ
「プロンプトを表示」ボタンをクリックすると、いくつかのテンプレートが表示されます。ここで選ぶのは、以下の内容:
Cドライブの添付でPNG拡張子がついた全てのファイルを検索し、それらのファイルを圧縮してpngs.zipという名前で新しいファイルを作成してください
このプロンプトをクリックすると、AIによるフローの作成が自動で始まります。
フローが自動生成される!
数秒〜数十秒後、PADのフローデザイナーが立ち上がり、自動生成されたフローが表示されます。
自動作成されたアクションの内容
- C:\添付フォルダー内のPNGファイルを検索
- それらを一つのZIPファイル(pngs.zip)に圧縮
- 保存場所は元フォルダーと同じ場所(C:\添付)
さらに、作成されたフローには「AIで作成されたアクションの開始」「終了」というラベルが表示され、どの部分がAIによるものか分かるようになっています。
フローを実行して結果を確認!
画面上部にある「実行」ボタンをクリックします。すると、自動化された処理が実行され、完了すると「pngs.zip」というZIPファイルが生成されます。
ZIPファイルを開くと、元のPNGファイル(01.png、02.png、03.pngなど)がしっかり格納されていることが確認できます。
応用:保存先を変更してみよう
作成されたフローは編集可能なので、たとえば保存先を「OneDrive」に変えるなど、簡単なカスタマイズも可能です。これにより、クラウド連携した自動化がより柔軟に実現できます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 自然言語プロンプトは日本語でもOK?
はい、日本語で入力しても正しく認識されます。ただし、曖昧な表現は避け、具体的に指示するのがコツです。
Q2. すべての操作をAIが自動でやってくれるの?
基本的な構造は自動生成されますが、細かい条件や保存場所の変更などは手動調整が必要な場合があります。
Q3. フローがうまく作られないときは?
プロンプトの表現を変えてみましょう。具体的に「〇〇を△△する」という形式で書くのが効果的です。
