毎月こんな作業していませんか?
- 「2026年04 東京支店」
- 「2026年04 大阪支店」
- 「2026年04 名古屋支店」
のようなフォルダーを毎回手作業で作成。
支店数が増えると、
- フォルダー名ミス
- 作成漏れ
- 時間がかかる
など、地味に大変です。
実はこれ、
Power Automate Desktop(PAD)
を使えば一瞬で自動化できます。
しかも、
- 年月自動入力
- 支店名一覧から大量作成
- ループ処理
までノーコードで実現可能です。
今回は初心者向けに、
- フォルダー自動作成
- 年月自動取得
- Excelから支店名取得
- ループ処理
まで、実践形式でわかりやすく解説します。
今回作るもの
今回は、
支店フォルダー自動作成フロー
を作ります。
完成イメージ
実行すると、
- 2026年04 東京支店
- 2026年04 大阪支店
- 2026年04 名古屋支店
などのフォルダーが自動作成されます。
さらにExcelに支店一覧を入れておけば、
10個でも100個でも自動生成できます。
実際かなり便利
例えば、
- 月次フォルダー
- 案件フォルダー
- 顧客フォルダー
- 請求書保存先
- 部署別フォルダー
などに応用できます。
まずは新しいフローを作成
Power Automate Desktopを開きます。
「新しいフロー」
をクリック。
フロー名を入力
例えば、
- フォルダー作成
- 月次フォルダー自動化
など。
STEP1|現在の日付を取得
まずは、
「2026年04」
のような年月部分を自動生成します。
「現在の日付を取得」
を使う
左側検索で、
「日時」
と入力。
アクション
「現在の日付を取得」
をドラッグ&ドロップします。
設定は基本そのままでOK
タイムゾーンなどはデフォルトで問題ありません。
保存します。
STEP2|年月だけ取り出す
このままだと、
- 年
- 月
- 日
- 時間
全部入ってしまいます。
なので、
年月だけ
に変換します。
「日時をテキストに変換」
を追加
検索で、
「変換」
または
「テキスト」
で探します。
変換する値
先ほど取得した、
CurrentDateTime
を指定。
フォーマット設定
ここ超重要です。
年月だけ表示したい場合
yyyyMM
を入力。
ポイント
yyyy
→ 年
MM
→ 月
注意
mm(小文字)
にすると、
「分」
になります。
ここ初心者かなりハマります。
STEP3|フォルダーを作成
次はいよいよフォルダー作成です。
「フォルダーの作成」
を追加
検索で、
「フォルダー」
と入力。
作成場所を指定
例えば、
C:\MonthlyFolder
など。
超便利|パスコピー
実はエクスプローラーで、
Shift + 右クリック
↓
「パスのコピー」
が使えます。
これかなり便利です。
フォルダー名を設定
ここで、
年月 + 支店名
を作ります。
例
%FormattedDateTime%東京支店
実行してみる
ここで実行すると、
202604東京支店
フォルダーが自動生成されます。
複数フォルダーを作る方法
例えば、
- 東京支店
- 大阪支店
- 名古屋支店
を作りたい場合。
方法① コピーする
「フォルダー作成」アクションをコピー。
Ctrl + C
↓
Ctrl + V
で増やせます。
支店名だけ変更
- 東京支店
- 大阪支店
- 名古屋支店
へ変更。
これでも十分便利
支店数が少ないならこれでもOKです。
でも実務では数が多い
例えば、
- 10支店
- 50支店
- 100支店
あると大変です。
そこで使うのが、
Excel + ループ処理
です。
STEP4|Excelから支店名を取得
まずExcelを準備。
Excel例
| 支店名 |
|---|
| 東京 |
| 大阪 |
| 名古屋 |
| 北海道 |
| 福岡 |
など。
STEP5|Excelを開く
検索で、
「Excelの起動」
を追加。
「ドキュメントを開く」
をON
支店一覧Excelを指定。
STEP6|Excel内容を読み込む
次に、
「Excelワークシートから読み取り」
を追加。
読み込む範囲
例えば、
- A2
- A11
など。
STEP7|ループ処理
ここが自動化の本番です。
「For each」
を追加
検索で、
「ループ」
と入力。
繰り返す対象
Excelデータを指定。
CurrentItemを使う
ループ内で、
CurrentItem
を使います。
つまり
Excelの、
- 東京
- 大阪
- 名古屋
を1つずつ取得。
フォルダー名
%FormattedDateTime%%CurrentItem%
これで完成
実行すると、
- 202604東京
- 202604大阪
- 202604名古屋
が一瞬で作成されます。
STEP8|Excelを閉じる
最後に、
「Excelを閉じる」
を追加。
保存は不要
今回は読み込みだけなので、
保存しない
でOK。
STEP9|完了メッセージ
最後に、
「メッセージを表示」
を追加。
例
完了しました
実際かなり使える
この仕組みは、
- 毎月フォルダー
- プロジェクト管理
- 顧客管理
- 請求書管理
- 契約書管理
などに応用できます。
実際に使って感じたこと
Power Automate Desktopは、
「単純だけど面倒」
な作業と相性がかなり良いです。
特にフォルダー作成系は、
- ミス削減
- 時短
- 標準化
効果が大きいです。
初心者がハマるポイント
① MMとmm間違える
超あるあるです。
- MM → 月
- mm → 分
② パスにダブルクォーテーション
コピペ時に入る場合があります。
削除必要なケースあり。
③ Excel範囲ミス
最終行設定忘れ。
④ CurrentItem理解不足
ループ処理初心者あるある。
よくある質問(FAQ)
Q. SharePointフォルダーでも作れる?
可能です。
クラウドフローと連携できます。
Q. 日付形式は変えられる?
可能です。
例えば、
yyyy-MM
など。
Q. 支店数100でもいける?
問題ありません。
ループで対応可能です。
Q. ExcelじゃなくCSVでも可能?
可能です。
CSV読み込みも対応できます。
