Power Automate for Desktop(PAD)を使っていると、「リスト」や「For each」アクションを使う場面がたくさん出てきます。
でも初心者の方は、
- 「リストって何?」
- 「For eachってどう使うの?」
- 「繰り返し処理って難しそう…」
と思うこともあるかもしれません。
そこで今回は、リストとFor eachの基本のキを、図や例を使ってわかりやすく解説します!
目次
🔰 1. リストとは?
PADにおけるリストとは、複数の値をまとめて管理する箱のようなものです。
たとえば、「Aさん」「Bさん」「Cさん」という3人の名前を、リストにするとこうなります:
["Aさん", "Bさん", "Cさん"]
これを1つずつ別の変数にするのではなく、まとめて1つの変数で扱えるのが「リスト」のメリットです。
🛠 2. リストを作る方法
PADでリストを作るには、「リストの作成」アクションを使います。
✅ 手順例:
- アクション「リストの作成」を追加
- 「新しいリストを作成」にチェック
- 値を入力(たとえば “りんご”, “みかん”, “バナナ”)
➡ すると、変数 %List% にリストが保存されます。
🔁 3. For eachとは?(リストを1つずつ処理)
「For each」は、日本語で言うと「それぞれに対して処理を繰り返す」という意味です。
たとえば…
リストに入っている「名前一覧」を、1人ずつ表示したい場合:
["田中", "鈴木", "佐藤"]
これを1人ずつ表示するには、「For each」アクションを使います。
✅ 4. For each の使い方(基本)
- 「For each」アクションを追加
- リスト変数(例:
%List%)を指定 - ループの中に「メッセージを表示」などの処理を入れる
- 変数名(たとえば
CurrentItem)で、今処理しているアイテムを使える
For each %CurrentItem% in %List%
→ メッセージ表示(内容:%CurrentItem%)
End
これで、リスト内のアイテムが1つずつ順番に処理されます。
💡 5. 実際の例:メールアドレス一覧に挨拶を送る
リスト:
["taro@example.com", "hanako@example.com", "satoshi@example.com"]
処理:
- For eachで1件ずつ取り出す
- Outlookメール送信アクションで送信
➡ これにより、リストに登録されたメールアドレスに自動で1件ずつメール送信ができます!
⚠️ 6. よくある注意点
| よくあるミス | 解説 |
|---|---|
| リストに値が入っていない | 「リストの作成」や「リストへの追加」アクションを忘れている場合あり |
| For each の中の変数名が違う | %CurrentItem% など、名前の確認を! |
| リストが文字列になっている | 文字列とリストは別物なので注意(例:”apple,banana” はリストではない) |
✅ 7. まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リストとは? | 複数のデータをまとめて扱うための変数 |
| 作り方 | 「リストの作成」アクションを使う |
| For eachとは? | リストの中の要素を1つずつ処理する繰り返しアクション |
| 注意点 | リストの初期化・変数名のミスに注意 |
