WebライターにとってのAI活用の必須スキル
ライティング業界は今、AIツールを使いこなせるかどうかで生産性や仕事の幅が大きく変わってきています。
特にGoogleが提供する Google AI Studio は、無料で高性能なAIを活用できる「隠れた神ツール」。
ただし開発者向けの実験的サービスということもあり、UIは少し複雑で、手を出しにくいと感じているライターさんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、筆者が実際にWebライティング業務で使っている機能に絞って、「明日から使えるGoogle AI Studioの実務活用法」 を紹介します。
1. モデル選択は「Pro」一択でOK
右上の「モデル選択」からAIの種類を選べます。
- Gemini 2.5 Pro:高精度。文章生成・企画・構成に最適
- Flash/Flash Lite:高速だが浅い回答になりがち
- Nanonanana:画像生成に対応
👉 Webライターの場合は Gemini 2.5 Proを選んでおけば間違いなし。
多少考える時間はかかりますが、出力の精度が全く違います。
2. 絶対オンにすべき「Grounding with Google Search」
記事執筆では、引用元や参照リンクの明記が必須です。
Google AI Studioには「Grounding with Google Search」という機能があり、これをオンにすると Google検索で裏を取った上で回答を生成 してくれます。
オンとオフの違い
- オフ → 回答は出るが、引用元なし
- オン → 回答+出典リンクを自動で添付
👉 クライアントに納品する記事では「どの情報源から得たのか」を示すのは必須。
AIが自動で出典付きの文章を作ってくれるのは大きな時短効果です。
3. URLコンテキストで「公式情報だけ」を反映
Webライターは正確な情報を扱うのが基本。
特に企業記事では「公式サイトからの情報」に限定してまとめたい場面があります。
そんな時に使えるのが URLコンテキスト機能。
使い方
- 「〇〇の公式サイトから最近の取り組みを要約して」と依頼
- URLを貼る
- Google AI StudioがそのURLだけを参照してまとめてくれる
👉 グラウンディングをオフにしてURLコンテキストだけをオンにすると、余計なブログや不確かな情報を避けられます。
4. シェア機能でチーム作業がスムーズに
生成したプロンプトや会話内容を「共有」できます。
- 編集権限付きで共有 → 受け取った人がそのまま続きを実行可能
- 別バージョンを試す際に便利
👉 取材記事の原稿をチームで仕上げる時や、プロンプトの使い方を共有する際に役立ちます。
5. コピー as Markdown でプロンプトを整理
AI Studioで作った複雑なプロンプトを別のAIに渡すときは、「Copy as Markdown」 を使いましょう。
- 階層構造(# 命令 / ## ルール)が保たれた状態でコピー
- 他のAIに転用しても読みやすく、理解されやすい
👉 プロンプトを資産として保存・使い回すなら必須テクニックです。
6. YouTube動画を読み込んで文字起こし
Webライターが重宝するのが YouTube動画の読み込み機能。
できること
- 動画内容を要約
- 登壇やインタビューを文字起こし
- 発言者ごとにテキスト化(精度高め)
👉 クライアントが公開しているウェビナーや動画を記事化するときに大活躍します。
※注意点
- 限定公開動画は対応不可
- 長時間動画だと途中でエラーが出ることもあるため、確認必須
まとめ:WebライターはGoogle AI Studioを使い倒せ!
今回紹介した中で、特にWebライターが押さえておきたいのは以下の機能です。
- モデル選択は Pro
- Grounding with Google Search → 出典付き記事生成
- URLコンテキスト → 公式サイトからの正確な情報取得
- シェア機能 → プロンプトや原稿をチーム共有
- Copy as Markdown → プロンプト資産化
- YouTube読み込み → 動画要約&文字起こし
これらを駆使すれば、取材・調査・記事作成のスピードと精度が一気に上がります。
よくある質問(FAQ)
Q1:Google AI Studioは無料で使えますか?
A:はい。Googleアカウントがあれば無料で利用可能です。
Q2:AIの出典は本当に正しい?
A:基本的に正しいですが、必ずリンク先を確認して信頼性を担保しましょう。
Q3:動画の文字起こしは精度高い?
A:かなり高いですが、長時間動画では抜け落ちがあるため確認作業は必須です。
Q4:他のAI(ChatGPTやClaude)と比べてどう?
A:引用付きで記事を書ける点、YouTube文字起こしができる点でGoogle AI Studioはライター向きです。
