はじめに:レポート作成、毎月同じ作業していませんか?
毎月やってくる定例レポート――「また同じ形式の資料を作らないと…」という繰り返しにうんざりしていませんか?
実はGoogleの生成AI「Gemini(ジェミニ)」の「Canvas」機能と、カスタムチャットボット作成機能「Gem(ジェム)」を使えば、定型フォーマットの月次レポートがわずか数分で完成します。
さらにGoogleサイトと組み合わせれば、Web上で共有可能なレポートサイトがすぐに構築できます。
この記事では、そんな「レポート自動化フロー」を初心者にもわかりやすく解説します。
【ステップ1】Gemini Canvasでレポートを作る準備
① Gemini Canvasを有効にする
まず、Geminiを開き、右上の⚙アイコンから「Canvas」機能をオンにします。
② Chatルームで指示を出す
次に、以下のようなプロンプトを入力します:
YouTubeチャンネルの月次レポートを作成したいです。
再生回数、総視聴時間、チャンネル登録者数の増減、再生回数上位3動画、クリック率上位3動画、
改善点と次の施策についても含めてください。
背景は白、メインカラーは #2979FF(青系)でお願いします。HTML形式で出力してください。
CanvasがONの場合、右側にパネルが現れ、HTML形式の視覚的に美しいインフォグラフィックレポートが自動生成されます。
【ステップ2】Googleサイトに埋め込む
① Googleサイトを開く
Googleで「Google サイト」と検索 → 最上位の[Google サイト | Google Workspace]を開きます。ログイン後「空白」テンプレートを選びましょう。
② HTMLコードを埋め込む
Canvasで生成されたHTMLコードをコピーして、Googleサイト右側の「埋め込む」→「埋め込みコード」にペースト。
これでCanvasのグラフィックレポートがGoogleサイト上に表示されます。
【ステップ3】月ごとの積み上げレポートを作る
① ページを追加していく
Googleサイト左側の「ページ」タブ → 「+」から「4月分」「5月分」など月別にページを追加していきましょう。
各月のHTMLレポートを該当ページに埋め込めば、月次レポートが積み上がっていく形式が完成します。
② 順番をドラッグで調整
ページの順序がバラバラになったら、ドラッグ&ドロップで並べ替えできます。
【ステップ4】レポート形式を統一したい?Gemを使えば一発!
① Gemでカスタムチャットボットを作成
Geminiの「Gem(ジェム)」では、自分専用のチャットボットを作ることができます。
以下のような「カスタム指示」を設定しておくと、毎回同じ形式でレポートが出力されます。
📌 設定例(カスタム指示):
- 入力データ:総再生回数・視聴時間・登録者数・人気動画Top3・CTR高い動画Top3など
- HTMLデザインを使って、色は青(#2979FF)、背景は白
- デザインテンプレート(
sample.html)を知識としてアップロード
これにより、異なる月のデータを入力しても、毎回同じ構成のレポートが出力されます。
よくある質問(FAQ)
Q1. GeminiのCanvasで出力されたHTMLはそのまま使ってOK?
はい。コピー&ペーストでGoogleサイトに直接埋め込めます。見やすいレイアウトに調整されているため、編集不要です。
Q2. 途中でChatルームを変えても同じ形式で出力できますか?
通常は変わりますが、Gem機能でテンプレート化しておけば、どのチャットルームでも同じレイアウトでレポート出力が可能です。
Q3. HTMLが苦手でも扱える?
Googleサイトの「埋め込み」機能を使えば、コードの知識は不要です。Geminiが生成したHTMLをコピーして貼るだけでOK!
Q4. この仕組み、どんな人におすすめ?
- YouTubeなどのSNS運用者
- Google AnalyticsのデータをまとめたいWeb制作会社
- 毎月の社内レポート作成を時短したいビジネスパーソン
など、繰り返しレポート業務に悩んでいるすべての方に有効です。
