Power Automate Desktopを使って特定のフォルダーのファイル変更を監視し、その変更に対して自動的にアクションを実行する手順を、初心者向けに丁寧に解説します。
1. 新しいフローの作成
まずは、Power Automate Desktopを起動し、新しいフローを作成します。
- Power Automate Desktopを開き、メイン画面から「新しいフロー」をクリックします。
- フロー名を入力し、「作成」をクリックします。ここでは、例えば「フォルダー監視フロー」といった名前にします。
2. 「フォルダー内の変更を監視」アクションを追加
フォルダー内でのファイル変更を監視するには、Power Automate Desktopのアクションの中から「フォルダー内の変更を監視」を使用します。
- 左側のアクションパネルから「フォルダー」カテゴリをクリックして展開します。
- 「フォルダー内の変更を監視」というアクションを探し、ドラッグ&ドロップでフローのメイン画面に追加します。
設定の詳細:
- フォルダー: 監視したいフォルダーのパスを指定します。フォルダーアイコンをクリックしてフォルダーを選択することも可能です。
- 変更の種類: 変更、削除、作成など、監視したいアクションを選択します。たとえば、新しいファイルの作成を監視したい場合は「作成」を選びます。
- フィルター: 特定のファイル拡張子や名前に絞りたい場合は、フィルターを設定します(例: 「*.txt」と指定すると、テキストファイルのみを対象にします)。
設定が完了したら、「保存」をクリックして次に進みます。
3. ファイル変更後のアクションを設定
監視対象フォルダーに変更があった際に、どのようなアクションを行うかを設定します。たとえば、変更されたファイルの名前を取得して表示したり、メールで通知を送信するなどが可能です。
ここでは、簡単にメッセージボックスを表示して、変更されたファイルの情報を確認する手順を解説します。
- 左側のアクションパネルから「メッセージ」カテゴリを展開します。
- 「メッセージを表示」アクションをドラッグしてフローに追加します。
- メッセージの内容: 例えば「フォルダー内に変更がありました」と入力し、実際に変更されたファイル名を表示させるには、
%FileName%という変数を使います。- メッセージの例:
ファイル %FileName% が変更されました。
- メッセージの例:
設定が完了したら「保存」をクリックします。
4. フローの保存と実行
全てのアクションが設定できたら、フローを保存して実行してみましょう。
- 画面右上の「保存」をクリックしてフローを保存します。
- フローを実行するには、「実行」ボタンをクリックします。フローが正常に動作すれば、監視対象フォルダー内でファイルの変更があったときに、指定したメッセージボックスが表示されます。
これで、Power Automate Desktopを使ったフォルダーのファイル変更監視フローが完成です。
よくある質問
Q1. どのようなファイル変更を監視できますか?
A. Power Automate Desktopの「フォルダー内の変更を監視」アクションでは、ファイルの「作成」「変更」「削除」の3つのイベントを監視できます。また、フィルターを設定することで、特定のファイルタイプ(例: .txtファイルや.jpgファイルなど)に限定することも可能です。
Q2. フォルダーのサブフォルダーも監視できますか?
A. 「フォルダー内の変更を監視」アクションには、サブフォルダーも含めて監視するかどうかを選択できるオプションがあります。「サブフォルダーも含める」にチェックを入れることで、監視対象フォルダーの中にあるサブフォルダー内でのファイル変更も監視可能です。
Q3. フォルダーの変更をメールで通知する方法は?
A. フォルダーの変更をメールで通知するには、Power Automate Desktop内で「メールを送信」アクションを追加します。メールサーバーの設定(SMTPなど)を行い、変更されたファイルの名前や変更内容を含めて送信することが可能です。詳しくは、SMTPサーバーの設定に関するドキュメントを参照してください。
Q4. フローが動作しない場合はどうすれば良いですか?
A. フローが正しく動作しない場合、いくつかの点を確認してみてください。
- フォルダーのパスが正しいかどうかを確認します。
- 監視対象のフォルダーに適切な権限があるかチェックしてください。
- 「変更の種類」や「フィルター」の設定が適切かどうか見直します。
- フローを実行した際にエラーメッセージが表示される場合、その内容を確認し、指示に従って修正します。
