序論:もうVBAに頼らない時代がきた!
Excel業務を自動化しようとしたとき、こんな悩みにぶつかったことはありませんか?
- VBAって難しすぎるし、すぐエラーになる…
- マクロ記録は便利だけど、応用が効かない…
- AIにコードを書かせようと思っても、指示が難しい…
そんな悩みをすべて解決するのが、「Officeスクリプト」×「Gemini(旧Duet AI)」の連携による自動化術です。
この記事では、動画内で紹介された内容を元に、初心者でもそのまま真似できるように、具体的な手順・プロンプト・注意点を丁寧に解説していきます!
本論:Officeスクリプト × AI で業務を最適化する方法
■ ステップ1:従来のマクロ記録の弱点とは?
Excelには「マクロの記録」機能があり、作業を自動化できます。
たとえば、「在庫数が50未満ならセルを赤くする」といった条件付き書式の設定を記録して、ボタン一つで再実行可能になります。
しかし問題はここから。
👇 実行後に行数が増えると…
- 赤くなるのは36行目まで
- それ以降の行は無視されてしまう
これは「ハードコーディング」という状態で、記録時の範囲(例:A2:F36)がそのまま固定されてしまうためです。
■ ステップ2:Officeスクリプトで記録を取る
従来のVBAではなく、Officeスクリプト(Office Script) を使うと次のようなメリットがあります:
- Web版Excelでも使える
- スクリプトがクラウドに保存され、どのブックからも呼び出せる
- UI上から記録や実行が簡単
具体例:在庫数が50未満ならセルを赤くする処理
- Excel上部の「自動化」タブをクリック
- 「操作の記録」から操作を記録開始
- 条件付き書式の設定やセルの装飾を行う
- 記録停止
- スクリプトが自動生成される
しかし…ここでも問題が。
→ やはり「36行目まで」など、範囲がハードコーディングされている!
■ ステップ3:AI(Gemini)に自動で範囲を動的化してもらう
ここで登場するのが、Google Gemini(旧Duet AI)!
✅ AIにお願いすること:
「このOfficeスクリプトを、データの行数に合わせて動的に処理してくれるコードに修正してください」
■ 実際の入力プロンプト(Geminiへの指示例)
あなたは最高のOffice Scriptプログラマーです。
以下のコードを動的なコードに変換してください。
(コード全体を```で囲って貼り付け)
<<ここにスクリプトを貼る>>
Geminiは、行数やセル範囲を自動取得して動作するコードに修正してくれます。
これで、表が100行でも200行でも、常に最終行まで処理できるスクリプトが完成!
■ ステップ4:修正コードをExcelに貼り付けて実行
- Geminiが出力したコードをコピー
- Excelの「自動化」→「コードの編集」で貼り付け
- 名前を付けて保存(例:条件付き書式設定)
- 実行!
✅ ポイント
- 範囲が動的になっているため、新しいブックでもそのまま使える!
- Web版Excelでも動作する(←これが革命的)
体験例:コード修正後の驚くべき再利用性
- 全く新しいExcelブックに貼り付けても即動作
- Web版Excelでも実行可能(VBAでは不可能だった!)
- どの表にも対応可能な汎用スクリプトが完成
これにより、「社内の定型処理を全員に配布して使ってもらう」といったことも可能になります。
よくある質問(FAQ)
Q1. OfficeスクリプトとVBAの違いは何ですか?
A. OfficeスクリプトはWeb対応・クラウド保存・再利用性に優れた新しい自動化言語です。
VBAはPCごと・ファイルごとに依存するため、再利用や共有に不便です。
Q2. AIにうまくコードを直してもらえません…
A. 役割と命令を明確にすると精度が上がります。
「あなたは最高のOfficeスクリプトプログラマーです」と最初に伝えるだけで結果が大きく変わります。
Q3. Web版Excelでマクロって使えないんじゃないの?
A. VBAは使えませんが、Officeスクリプトは使えます。
これが今最も注目されている理由の1つです。
Q4. 無料でできますか?
A. はい、Microsoft 365の環境であれば無料で使えます。
GeminiもGoogleアカウントがあれば基本無料です。
