Power Automate Desktopアクション「Excel」の具体的な使い方

  • URLをコピーしました!

Power Automate Desktopは、Excelのデータを扱うのに非常に便利なツールです。特に、毎日繰り返し行う作業を自動化することで、業務の効率化が図れます。今回は、具体的なExcel表を例にして、Power Automate Desktopの「Excelアクション」を活用した自動化の流れを解説します。

以下の例を通して、Excelアクションの基礎的な使い方を学びましょう。

タイトル: Power Automate Desktopアクションで「Excel」を使いこなすテクニック


はじめに

Power Automate Desktopは、Excelのデータを扱うのに非常に便利なツールです。特に、毎日繰り返し行う作業を自動化することで、業務の効率化が図れます。今回は、具体的なExcel表を例にして、Power Automate Desktopの「Excelアクション」を活用した自動化の流れを解説します。

以下の例を通して、Excelアクションの基礎的な使い方を学びましょう。


例:毎日の売上データを記録・集計する

以下のような売上データのExcelシートを使って、データの読み取り・書き込み、集計の方法をPower Automate Desktopで自動化する例を見ていきます。

日付商品名売上数量売上金額
2024-11-01商品A55000
2024-11-01商品B33000
2024-11-02商品A77000
2024-11-02商品C22000
2024-11-03商品B1010000

この表のデータを基に、売上データの記録と集計を自動化します。具体的には、日付ごとの売上合計を計算して、新しいExcelシートに記録する処理を行います。

1. Excelファイルを開く

まず、Power Automate Desktopで「Excelファイルを開く」アクションを設定し、上記のExcelファイルを開きます。

  • アクション名:「Excelを起動して既存のブックを開く」
  • 設定項目
    • ファイルパス:売上データ.xlsx (売上データのExcelファイルのパスを指定)
    • 変数名:「Excelインスタンス」など、ファイルを管理する変数を設定します。

これで、Power Automate Desktop上でExcelファイルを操作する準備が整いました。

タイトル: Power Automate Desktopアクションで「Excel」を使いこなすテクニック


はじめに

Power Automate Desktopは、Excelのデータを扱うのに非常に便利なツールです。特に、毎日繰り返し行う作業を自動化することで、業務の効率化が図れます。今回は、具体的なExcel表を例にして、Power Automate Desktopの「Excelアクション」を活用した自動化の流れを解説します。

以下の例を通して、Excelアクションの基礎的な使い方を学びましょう。


例:毎日の売上データを記録・集計する

以下のような売上データのExcelシートを使って、データの読み取り・書き込み、集計の方法をPower Automate Desktopで自動化する例を見ていきます。


Excelの表の例

plaintextコードをコピーする| 日付       | 商品名     | 売上数量 | 売上金額 |
|------------|------------|----------|----------|
| 2024-11-01 | 商品A      | 5        | 5000     |
| 2024-11-01 | 商品B      | 3        | 3000     |
| 2024-11-02 | 商品A      | 7        | 7000     |
| 2024-11-02 | 商品C      | 2        | 2000     |
| 2024-11-03 | 商品B      | 10       | 10000    |

この表のデータを基に、売上データの記録と集計を自動化します。具体的には、日付ごとの売上合計を計算して、新しいExcelシートに記録する処理を行います。


1. Excelファイルを開く

まず、Power Automate Desktopで「Excelファイルを開く」アクションを設定し、上記のExcelファイルを開きます。

  • アクション名:「Excelを起動して既存のブックを開く」
  • 設定項目
    • ファイルパス:売上データ.xlsx (売上データのExcelファイルのパスを指定)
    • 変数名:「Excelインスタンス」など、ファイルを管理する変数を設定します。

これで、Power Automate Desktop上でExcelファイルを操作する準備が整いました。


2. テーブルデータの取得

次に、「Excelのテーブルのデータを取得する」アクションを使って、売上データを一括で読み取ります。事前にExcelでこの表を「売上テーブル」という名前のテーブルとして定義しておくと便利です。

  • アクション名:「Excelのテーブルのデータを取得する」
  • 設定項目
    • テーブル名:売上テーブル
    • 結果を保存する変数:売上データ

これで、売上データ全体が変数 売上データ にリスト形式で保存されます。リストの各要素は、行ごとに分割されているので、後でループ処理でデータを1行ずつ扱えます。


3. 日付ごとの売上合計を計算する

次に、日付ごとの売上金額を集計します。「For Each」(ループ)アクションを使って、売上データ の各行を処理します。

  • アクション名:「For Each」
  • 設定項目
    • 反復対象:売上データ
    • 各項目を保存する変数:行データ

行データ には次のような情報が入っています:

  • 行データ["日付"]
  • 行データ["商品名"]
  • 行データ["売上数量"]
  • 行データ["売上金額"]

このデータを使って、特定の日付ごとに売上金額を合計していきます。以下の例では、各日付の合計売上金額を 売上合計 という変数に追加していく方法を説明します。

日付ごとの売上合計の計算フロー

  1. 売上合計を保存する辞書型変数を作成
    初めに、「変数の作成」アクションで空の辞書型変数 売上合計 を作成します。
  2. 各行の日付と売上金額を抽出し、集計
    ループ内で「If」条件分岐を使い、すでに辞書に日付が存在するかチェックします。
    • 日付が辞書に存在する場合:その日付の売上金額に、現在の行の「売上金額」を加算します。
    • 日付が辞書に存在しない場合:その日付を新しくキーとして追加し、「売上金額」をそのまま登録します。

If 条件:行データ[“日付”] が売上合計 に含まれている
→ 売上合計[行データ[“日付”]] += 行データ[“売上金額”]
Else
→ 売上合計[行データ[“日付”]] = 行データ[“売上金額”]

4. 集計結果を書き込む

最後に、集計した日付ごとの売上合計を新しいシートに書き込みます。

  • アクション名:「Excelのシートを追加」
  • 設定項目
    • 新しいシート名:日別売上集計

その後、「Excelのセルに書き込む」アクションで、集計データをシートに書き込みます。

日付売上合計
2024-11-018000
2024-11-029000
2024-11-0310000

書き込み手順

  1. ヘッダー(「日付」「売上合計」)をA1セルから書き込み。
  2. ループで、売上合計 辞書のキー(日付)と値(売上合計)を行ごとに書き込み。

Q&Aコーナー

Q1. 集計結果を別ファイルに保存したい場合は?

A1. 新しいExcelファイルを作成し、そのファイルに「Excelのセルに書き込む」アクションを使って集計結果を書き込みましょう。「Excelを起動して新しいブックを作成」アクションで別ファイルを作成し、集計結果を書き込んでから保存する手順を追加することで、独立したファイルに結果を出力できます。

Q2. エラーが発生した場合の対処法は?

A2. エラーが発生する原因はさまざまですが、「エラー処理」アクションを使って、エラー発生時に通知を表示したり、特定の処理をスキップするように設定すると便利です。特に、Excelファイルが開けない場合や、範囲指定が正しくない場合はエラーチェックを行うと良いでしょう。

Q3. ループ内での処理が遅くなることがあるのですが?

A3. ループ処理で大量のセルにデータを書き込むと、パフォーマンスが低下することがあります。可能であれば、一度に範囲指定で書き込むように設計するか、途中でExcelを閉じて再度開くなど、操作を適切に分割することで速度を改善できる場合があります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次