Power Automate Desktopで定期的なファイルのバックアップを自動化する方法

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日常業務で重要なファイルをバックアップすることは、万が一のデータ損失を防ぐために欠かせないタスクです。しかし、毎回手動でバックアップを行うのは面倒ですよね。そこで、Microsoftの「Power Automate Desktop」を使って、この作業を自動化する方法をご紹介します。今回は、初心者でも簡単に設定できるよう、具体的な手順を一つ一つ丁寧に解説します。

1. Power Automate Desktopを起動する

まず、Power Automate Desktopを起動します。デスクトップのショートカットアイコンやスタートメニューからアプリケーションを探して起動してください。

2. 新しいフローを作成する

アプリを起動したら、最初に「新しいフロー」を作成します。

  1. Power Automate Desktopのメイン画面で、右上にある「新しいフロー」をクリックします。
  2. フロー名の入力画面が表示されるので、例えば「定期バックアップ」と名前をつけて「作成」をクリックします。

これで新しいフローが作成され、編集画面に移ります。

3. ファイルのコピーアクションを設定する

次に、バックアップしたいファイルをコピーするアクションを設定します。

  1. 左側の「アクション」ペインから「ファイル」カテゴリを展開し、「ファイルをコピー」アクションを探してフロー内にドラッグ&ドロップします。
  2. 「ファイルをコピー」アクションの設定画面が表示されるので、次の情報を入力します:
    • コピー元パス:バックアップしたい元ファイルの場所(例: C:\Users\user\Documents\重要ファイル.xlsx
    • コピー先パス:バックアップファイルを保存する場所(例: D:\Backup\重要ファイル_Backup.xlsx
  3. 設定を確認して「保存」をクリックします。

4. フォルダをコピーする場合

ファイル単体だけでなく、フォルダ全体をバックアップしたい場合もあります。その場合は「フォルダをコピー」アクションを使用します。

  1. 同じように「アクション」ペインから「フォルダ」カテゴリを展開し、「フォルダをコピー」をドラッグ&ドロップします。
  2. 「フォルダをコピー」アクションの設定画面では、以下の情報を入力します:
    • コピー元フォルダパス:バックアップしたいフォルダの場所(例: C:\Users\user\Documents\プロジェクトフォルダ
    • コピー先フォルダパス:バックアップ先フォルダの場所(例: D:\Backup\プロジェクトフォルダ_Backup
  3. 設定を完了したら「保存」をクリックします。

5. 実行スケジュールの設定

ファイルやフォルダのコピー設定が完了したら、次にバックアップを定期的に実行するためのスケジュールを設定します。Power Automate Desktopはスケジューリング機能がないため、Windowsの「タスクスケジューラ」を使ってフローを定期実行できるようにします。

タスクスケジューラの設定手順

  1. Windowsのタスクスケジューラを起動します。スタートメニューで「タスクスケジューラ」と検索して開きます。
  2. 右側の「タスクの作成」をクリックし、新しいタスクを設定します。
    • 名前:分かりやすい名前を付けます(例: 「定期バックアップタスク」)。
    • トリガー:新しいトリガーを追加し、バックアップを実行したい頻度を設定します(例: 毎日午前9時)。
  3. 操作タブで「プログラムの開始」を選び、Power Automate Desktopで作成したフローを実行するために次のパスを設定します:
    • プログラム/スクリプト:C:\Program Files (x86)\Power Automate Desktop\PAD.Console.exe
    • 引数の追加:run --flow "定期バックアップ"(作成したフロー名を指定します)
  4. 設定が完了したら「OK」をクリックしてタスクを保存します。

これで、指定した時間に自動でバックアップが実行されるようになります。

6. フローのテスト実行

設定が正しく動作するかを確認するために、手動でフローを実行してみましょう。

  1. Power Automate Desktopに戻り、画面右上の「実行」ボタンをクリックします。
  2. うまくファイルがコピーされるか確認してください。問題があれば、アクション設定やパスを見直しましょう。
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よくある質問

Q1: ファイルが上書きされるのを防ぎたい場合はどうすればいいですか?

バックアップファイルを上書きしたくない場合、コピー先のファイル名に日付を追加する方法がおすすめです。Power Automate Desktopでは「日付/時刻を取得」アクションを使って、現在の日付を取得し、ファイル名に追加できます。

  1. 「アクション」ペインから「日付/時刻を取得」を追加します。
  2. その後、「ファイルをコピー」アクションの「コピー先パス」に日付変数を組み込んで、ファイル名に日付が付くように設定します。
    • 例:D:\Backup\重要ファイル_%Date%.xlsx

これで、毎回異なる名前のバックアップファイルが作成されるようになります。

Q2: 複数のファイルを同時にバックアップすることはできますか?

はい、複数のファイルを一度にバックアップすることも可能です。「ファイルをコピー」アクションを複数追加するか、フォルダごとバックアップするアクションを使うことで、複数のファイルやフォルダをまとめてコピーできます。

Q3: USBメモリや外付けHDDにバックアップすることはできますか?

USBメモリや外付けHDDなど、外部ストレージへのバックアップも可能です。コピー先のパスに外部デバイスのドライブレターを指定するだけで設定できます。ただし、外部デバイスが接続されていないとエラーになるので、常にデバイスが接続されていることを確認しましょう。

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