Power Automate Desktop(PAD)でフローを作成していると、シンプルなものなら問題なく管理できますが、フローが長くなると「このアクションは何のためにあるのか?」と迷うことが増えます。
そこで便利なのが コメント機能 です!
コメントを活用すると、フローの内容を整理しやすくなり、後で修正する際にもスムーズに作業できます。本記事では、 コメントの追加方法と実践的な使い方 をわかりやすく解説します。
目次
1. コメントを追加する方法
① フローの中にコメントアクションを追加する
PADには専用の「コメント」アクションが用意されています。
手順:
- Power Automate Desktopを開く
- 左側のアクションリストから 「フロー コントロール」 を開く
- 「コメントの追加」 をドラッグ&ドロップ
- テキストボックスに説明を書き込む
✅ ポイント:
- 簡潔に書く(長くなりすぎない)
- 処理の目的や注意点を書く
- 後で見たときにすぐ分かる内容にする
例:
「このループは、CSVの各行を処理するためのもの」
② 各アクションの「メモ」欄を活用する
PADでは 各アクションごとにメモを追加 できます。
手順:
- コメントをつけたいアクションをクリック
- 右側のプロパティパネルを開く
- 「メモ」の欄に説明を書き込む
✅ ポイント:
- 個別のアクションの意味を説明する
- 長い処理の途中で 「この値は重要」 などの注意点を書く
例:
「この値は後で使うので削除しないこと!」
2. コメントを活用する具体例
例: 「ファイルを読み取って、データを整理し、Excelに出力するフロー」
① フロー全体の流れをコメントで区切る
[コメント] ここからファイル読み取り処理
[アクション] ファイルを開く
[アクション] データを取得
[コメント] ここからデータ整形処理
[アクション] 空白を削除
[アクション] 必要な列を抽出
[コメント] ここからExcelに出力
[アクション] Excelを開く
[アクション] データを貼り付け
→ 処理ごとにコメントを挟むことで、どこで何をしているのか一目で分かる!
② 複雑な条件分岐の説明を追加
[コメント] 条件:売上が1000円以上なら「優良顧客」、それ以下なら「一般顧客」
[条件分岐] 売上 >= 1000 の場合
→ [アクション] 「優良顧客」とラベル付け
[それ以外]
→ [アクション] 「一般顧客」とラベル付け
→ 処理の意図を説明することで、後から見ても分かりやすい!
③ 一時的に無効化する場合にもコメントを活用
- テストのために 一部のアクションを無効化 するとき、コメントを追加すると便利。
[コメント] この部分はテストのため一時的に無効化中
[アクション] (無効化)メール送信
→ 後で戻すときに「あれ?この処理なんだっけ?」とならない!
3. コメントの効果的な活用方法
🔹 誰が見ても分かるように書く
- 自分だけでなく、他の人がフローを編集するときのことも考える
- 「なぜこの処理を入れたのか?」を意識してコメントを入れる
🔹 処理ごとに区切る
- 「ここから〇〇処理」 のように、各ブロックの前にコメントを追加する
🔹 メモとコメントを使い分ける
- 全体の流れ → コメントアクション
- 細かい処理 → アクションのメモ欄
4. よくある質問(Q&A)
Q1. コメントを入れすぎると逆に見づらくなりませんか?
A. はい、コメントが多すぎると逆効果です!
- 必要なところに絞って 簡潔に書くのがポイント
- 「この処理の目的は?」と考えたときに迷いそうな部分にだけ入れる
Q2. コメントアクションとメモ、どっちを使うべき?
A. 両方使い分けるのがベスト!
- 大きな流れ は「コメントアクション」で書く
- アクションごとの細かい補足 は「メモ」に書く
Q3. コメントを編集したらフローに影響しますか?
A. いいえ、コメントは動作に影響しません!
- フローの処理には関係ないので、自由に追加・変更できます
