Power Automate Desktop 2024年更新情報

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MicrosoftのRPA(ロボティックプロセスオートメーション)ツールであるPower Automate Desktopは、業務効率化を目指す企業や個人にとって強力なツールです。2024年には大幅なアップデートが続き、より高度で使いやすい機能が追加されました。本記事では、2024年5月から8月にかけての最新の更新内容を詳しく解説します。


目次

2024年5月: Microsoft Dataverse の新アクションとピクチャー・イン・ピクチャー実行

2024年5月のアップデートでは、Microsoft Dataverseの新しいアクションが追加され、より柔軟なデータ操作が可能になりました。これにより、データベースの統合やレコード管理のプロセスをさらに効率化できます。たとえば、Dataverseに保存されているデータの更新や削除が簡単に行えるようになり、手作業の手間を削減します。

さらに、クラウドフローからPower Automate Desktopをピクチャー・イン・ピクチャーで実行できるようになりました。この機能により、クラウド上で稼働しているフローをローカルデスクトップで直感的にモニタリングすることが可能になり、クラウドとデスクトップのフローがシームレスに統合されます。


2024年6月: 新しいデータテーブルとExcelアクションが登場

6月のアップデートでは、業務に役立つさまざまな新機能が追加されました。

1. デスクトップフロー実行タイムアウトプロパティ

デスクトップフローの実行時間を制限できる新しいプロパティが導入されました。これにより、無限ループなどの不具合によるフローの長時間稼働を防ぎ、システムリソースを効率的に活用できます。

2. 新しいデータテーブルアクション

データテーブルの操作がさらに簡単になりました。新しいアクションを使用することで、データを集約・加工し、ビジネスプロセスの中で柔軟に利用できます。特に、大量のデータを扱う業務において、この機能は非常に役立ちます。

3. Excelの新しいアクション

Microsoft Excelとの連携がさらに強化され、新しいアクションが登場しました。この機能により、Excelファイル内のデータ編集がより直感的に行え、手作業を削減できます。

4. UIオートメーションアクションのフォールバックメカニズム

新たに追加されたフォールバックメカニズムにより、UIオートメーションが失敗した際にもスムーズに別の方法に切り替えられるようになりました。これにより、シナリオがより安定して実行されます。


2024年7月: セルの色設定や環境ルーティングが可能に

7月のアップデートでは、Excelや環境設定に関連する革新的な機能が追加されました。

1. セルの色を設定するExcelアクション

Excel操作において、特定のセルに色を設定できる新しいアクションが導入されました。この機能を利用することで、視覚的に重要な情報を強調することが可能になり、業務プロセスがさらにわかりやすくなります。

2. 環境ルーティングの導入

新しい環境ルーティング機能により、異なる環境間でのフロー実行を容易に切り替えることが可能になりました。この機能は、開発、テスト、本番といった異なる環境でフローを運用する際に特に役立ちます。

3. ラベルアクションの適用範囲拡大

ラベルアクションの機能強化により、作成可能なラベルの種類や適用範囲が広がりました。これにより、フローの構成要素に対してさらに細かい分類ができ、管理が容易になります。


2024年8月: Excelアクションの日本語化とDataverseの改良

8月のアップデートは、日本のユーザーにとって非常に嬉しい内容となっています。

1. Excelアクションの日本語化

これまで英語で提供されていたExcelアクションが完全に日本語化されました。これにより、日本語環境で作業しているユーザーでも、より直感的に操作できるようになります。

2. Dataverseグループアクションの改良

Microsoft Dataverseのグループアクションからプレビューのステータスが削除され、正式版として利用可能になりました。この機能により、複数のレコードを一括操作する際の信頼性とパフォーマンスが向上しています。


まとめ

2024年のPower Automate Desktopのアップデートは、RPAの活用範囲を大幅に広げるものとなりました。Microsoft Dataverseとの連携強化やExcelアクションの拡張、日本語対応など、ユーザーの利便性を向上させる数多くの機能が追加されています。これらの新機能を活用すれば、さらに効率的な業務プロセスの構築が可能になるでしょう。

Power Automate Desktopをすでに使用している方も、これから導入を検討している方も、ぜひ最新の機能を活用して業務効率化を図ってみてください!

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