スプレッドシート上のGeminiは「右上」から使う
まず前提として、今回紹介するGemini機能は
シート右上にある 「Geminiに質問」パネル から使います。
操作手順(超基本)
- Googleスプレッドシートを開く
- 右上の ✨Geminiアイコンをクリック
- 右側にチャットパネルが表示される
ここに 日本語でやりたいことをそのまま書く
これが基本スタイルです。
① セルの中身を「直接編集」してくれるのが革命的
まず一番わかりやすい例です。
やりたいこと
A列とB列の数値を足し算して、C列に入れたい
Geminiへの指示(そのままコピペOK)
A列とB列を足し算する数式をC列に入れてください
するとGeminiが自動で
=A1+B1=A2+B2
と 列全体に数式を挿入 してくれます。
👉 関数を1文字も書かなくてOK
② 条件付き書式レベルの編集も「日本語だけ」で可能
次は、従来かなり面倒だったやつです。
例:天気データを使った条件指定
朝7時〜12時の間で
晴れ かつ 気温が0度以下の日だけ
背景を赤色にしてください
これをそのままGeminiに投げると…
- 条件を理解
- 対象セルを特定
- 背景色を自動変更
条件付き書式を一切触らずに完成します。
③ プルダウン(データ検証)までAIが自動生成
さらに驚いたのがこれ。
指示例
曜日・時間帯・天気をプルダウンで選択できるようにしてください
結果:
- 曜日 → 月〜日
- 時間帯 → 朝・昼・夜
- 天気 → 晴れ・曇り・雨
全部Geminiが勝手に作成します。
「データ検証?なにそれ?」
という人ほど価値があります。
④ あいまい指示でも“意味を理解”してくるAI的使い方
ここが従来の関数と決定的に違うところ。
指示例
洗濯物がよく乾きそうな日は
「洗濯日和」と赤文字で入力してください
するとGeminiは
- 晴れ
- 湿度が低い
という暗黙条件を勝手に解釈して、
条件に合う行だけ「洗濯日和」を入力します。
👉 もうIF関数を考える必要なし
⑤ シート内容を「読んだ上で」質問に答えてくれる
売上表がある状態で、こんな質問もできます。
質問例
朝7時〜9時の間で一番売れている商品は?
Geminiは
- 時間帯
- 商品名
- 売上数
を全部見た上で
自然言語で回答してくれます。
しかも
「その結果をシートに挿入」もワンクリック。
⑥ 並び替え・集計も日本語一発
例
単価が低い順に全体を並び替えてください
これだけで
- 対象範囲を認識
- 昇順でソート
完了します。
⑦ ついに来た「AI関数」=関数の概念が変わる
ここからが本番です。
書き方
=AI("プロンプト", 範囲)
例① レビューの感情分析
=AI("このレビューをポジティブ・ネガティブ・ニュートラルで分類してください", C2)
Enterを押すと
→ 「ポジティブ」 などの結果が返ります。
さらに
セル右下をドラッグすれば
一括で全行に適用可能。
例② ネガティブレビューだけ可視化
Geminiパネルで
ネガティブな行の背景を赤色にしてください
と指示すれば
重要な意見だけが一瞬で浮き上がる状態に。
例③ ネガティブ意見から改善案を自動生成
=AI("このレビューに対する改善策を考えてください", C2)
アンケート分析・商品改善の初速が
異常に速くなります。
※ IF分岐をプロンプトでやるのは少しクセあり
→ 実務では「列を分けて使う」のが現実的です。
よくある質問(FAQ)
Q. 無料アカウントでも使えますか?
A. はい。通常のGoogleアカウントで使えるケースが確認されています(段階展開中)。
Q. Workspaceアカウントだと使えない?
A. 環境によっては未対応の場合があります。
Q. 関数が苦手でも使えますか?
A. むしろ苦手な人向けです。日本語だけで完結します。
Q. どんな業務に向いていますか?
A.
- 売上管理
- アンケート分析
- 日報・週報
- 顧客レビュー分析
このあたりは即戦力です。
