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🔰 はじめに:Copilotに“どう話しかけるか”が成否を分ける
Copilot for Power Automateは、
あなたの“言葉”を理解して自動化フローを作ってくれるAIアシスタント。
でも、ただ「メールを処理して」と言うだけでは、
AIは何をどこまでやればいいか分かりません。
ポイントは、
タスク(何を)+条件(いつ・どのデータ)+出力(どこへ)+例外(失敗時)
を一文の中に入れること。
この記事では、
実際にCopilotで使える“そのまま話せるプロンプト例”を紹介します。
📩 【メール自動化系】
💡 目的:メール添付の自動保存
受信トレイのメールの添付ファイルを、件名ごとにSharePointの「受信添付」フォルダに保存して。
保存に失敗したときはTeamsで通知して。
🧠 コツ:
- 「どのメール」→ 未読/特定件名などを指定
- 「どこに保存」→ フォルダ名を明示
- 「例外時対応」→ 通知・ログ出力を入れる
💡 目的:特定の送信者だけ処理
件名に「請求書」が含まれるメールの添付ファイルだけを「経理/請求書」フォルダに保存。
保存後、処理結果をTeamsの“経理連絡チャンネル”に投稿して。
🧠 コツ:
- 「含まれる」「一致する」など自然文でOK
- Copilotがトリガーを自動判断します
📊 【Excel・データ処理系】
💡 目的:毎週のレポート送信を自動化
毎週月曜の朝9時に、SharePointの「週次レポート.xlsx」を開いて、
最新行の数値をTeamsの“営業チャンネル”に投稿して。
🧠 コツ:
- 「いつ」→ 定期トリガー
- 「どのファイル」→ ファイル名と場所を具体的に
- 「どこに出力」→ Teamsやメールなど明示
💡 目的:Excelのデータをメールで送信
SharePointの“月次売上.xlsx”のB列の合計を計算して、
結果をメールで自分に送って。
件名は「今月の売上速報」で。
🧠 コツ:
- Copilotは“集計”などの自然語も理解可能
- 「件名」「送信先」などは明確に言うと精度UP
🧾 【ドキュメント処理系】
💡 目的:PDFの自動分類
SharePointにアップロードされたPDFを、ファイル名に「見積」「請求」「契約」が含まれていたら、
それぞれ別フォルダに振り分けて。
🧠 コツ:
- Copilotは「含まれる」「始まる」で分類を理解可能
- 条件を複数書くと自動で条件分岐が生成されます
💡 目的:フォーム内容をTeamsで共有
Microsoft Formsで送信された回答を、Teamsの「アンケート結果」チャンネルに自動投稿して。
🧠 コツ:
- Formsトリガーを自動検出
- 投稿チャンネル名を正確に指定すること
⏰ 【スケジュール&通知系】
💡 目的:リマインダー自動送信
毎月25日の午後3時に、“経費申請の締切日です”というメッセージをTeamsで全員に投稿して。
🧠 コツ:
- 定期実行は「毎週」「毎月」「平日だけ」など柔軟に指定可能
- Copilotが「繰り返しトリガー」を設定してくれます
💡 目的:エラー検知・通知
SharePointの“受注データ.xlsx”で、空欄がある行を見つけたら、Teamsで通知して。
🧠 コツ:
- 条件検出も自然語で書ける
- Copilotは「空欄」「誤り」なども認識可能
💬 【コミュニケーション系】
💡 目的:ChatGPT風のメッセージ返信
Teamsで特定キーワード「#見積」を含むメッセージが投稿されたら、
“見積依頼を受け付けました”と返信して。
🧠 コツ:
- キーワード条件を明確に
- 複数条件を使うときは「または」「かつ」でつなげる
🧠 【プロンプト設計テンプレート】
Copilotに指示するときは、次の構文テンプレートを意識すると失敗が減ります👇
(いつ)+(どんなデータを)+(どう処理して)+(どこに出力)+(例外時の対応)
たとえば:
「毎週金曜の17時に、SharePointの‘在庫一覧.xlsx’をチェックして、
在庫が10未満の品目があったらTeamsで通知して。
通知内容に品目名と在庫数を含めて。」
この形をテンプレート化しておくと、
どんな自動化でもCopilotが理解しやすくなります。
💡 プロンプト改善のヒント
| 困った時の症状 | 修正のコツ |
|---|---|
| 想定と違うアクションが生成された | 処理の“目的”を明確に書く(例:「添付を保存」→「添付をSharePointに保存」) |
| 条件分岐が抜ける | 「〜の場合は」「〜でなければ」と条件を自然文で追加する |
| 実行時にエラーが出る | 「失敗時にTeamsで通知して」と書いてリカバリーを追加 |
| 作りたい処理が長い | 「まず」「次に」「最後に」と手順を段階的に説明する |
💬 Copilotに話しかけるときのトーン
Copilotは自然言語を理解します。
「命令」よりも「依頼」のほうが精度が上がる傾向があります。
❌「これをやれ」
✅「これをお願い」「この条件でやって」
ほんの少し柔らかい日本語で書くだけで、
AIの理解度が上がるのはちょっと面白いポイントです。
