Webサイトから画像やPDFなどのファイルを自動でダウンロードしたいと思ったことはありませんか?
Power Automate Desktop(PAD)を使えば、面倒な手動操作を自動化することができます。この記事では、Webサイトからファイルをダウンロードする3つの方法を具体的な操作手順付きでわかりやすく解説します。
目次
実現する内容
以下の3つの方法で、ファイルをWebからダウンロードする方法をご紹介します:
- ❌ 使用非推奨:Webページの「ダウンロードリンクをクリック」アクション(失敗例)
- ✅ 推奨:ダウンロードリンクのURLを直接取得して「Webからダウンロード」アクションを使う方法
- 🔁 応用:ショートカットキーを使ってダウンロードする方法(Alt+Enter)
方法①:Webページの「ダウンロードリンクをクリック」アクション(※注意)
手順
- 「Chromeを起動」アクションでテスト用Webサイトを開く
- 「Webページのダウンロードリンクをクリック」アクションを追加
- ブラウザ変数を指定(例:
Browser) - UI要素に「ダウンロードボタン」を設定
- 保存先を指定(例:ダウンロードフォルダ)
- ブラウザ変数を指定(例:
結果
- PADがエラーを出して処理が止まってしまう。
原因
このアクションはChromeやEdgeではサポートされていないため、Internet Explorerのみで動作します(※IEはすでにサポート終了)。
結論
この方法は使わないようにしましょう。
方法②:リンクのURLを取得して「Webからダウンロード」アクションを使う【推奨】
手順
- Webサイト上のダウンロードボタンを右クリックし、「リンクのアドレスをコピー」を選択
- PADで「Webからダウンロード」アクションを追加
- URL:コピーしたリンク先URLを貼り付ける
- メソッド:
GET - コンテンツの保存先:ディスクに保存
- 保存先パス:任意のフォルダ(例:
C:\Users\〇〇\Downloads)
実行してみると…
- ブラウザを開かずに自動でファイルが保存されます。
- ダウンロードも非常に高速で成功率が高いです。
💡 この方法は「リンクのURLが静的に存在する場合」におすすめです。
方法③:ショートカットキーを使ってダウンロードする(Alt + Enter → Ctrl + S)
手順
- 「Chromeを起動」アクションでWebページを開く
- 「キーの送信」アクションを追加
- UI要素:ダウンロードボタン
- 送信するテキスト:
Alt + Enter
- 次に「キーの送信」アクションをもう一つ追加
- 送信先:Window名に
名前を付けて保存ウィンドウを指定 - 送信するキー:
Ctrl + S(またはAlt + S)
- 送信先:Window名に
- ダウンロードフォルダを確認すると、画像やPDFファイルが保存されています。
💡 この方法は、「Webからダウンロード」アクションが使えない動的リンクに対応できます。
よくある質問(FAQ)
Q1. ダウンロードリンクを右クリックしてもURLがコピーできません。
A. JavaScriptで制御されているボタンは、右クリックしても直接URLを取得できないことがあります。その場合は**方法③(ショートカットキー)**を試してください。
Q2. 「Webからダウンロード」がうまく動作しない場合の原因は?
A. 主に以下の原因が考えられます:
- URLが一時的なトークン付きで有効期限が切れている
- HTTPヘッダーが必要(カスタムヘッダー未設定)
- GETメソッドで取得できないPOST系リクエスト
→ その場合は方法③を使用すると解決することがあります。
Q3. ファイル名を自動で付けて保存することはできますか?
A. はい、保存パスを C:\Users\〇〇\Downloads\画像_%CurrentDateTime%.jpg のように変数を使えば、日時付きでユニークな名前にできます。
Q4. ダウンロードしたファイルを自動で開くことはできますか?
A. 「ファイルを開く」アクションを追加することで、ダウンロード後に自動的にファイルを開くことが可能です。
