Power Automate Desktop(PAD)を使ってExcel操作を自動化する中で、「2枚目のシートに切り替える方法がわからない…」という声をよく耳にします。
今回は、初心者の方でもすぐに実践できるように、エクセルファイルの2枚目のシートに移動する具体的な手順を丁寧に解説します。
目次
手順の全体像
- Excelファイルを起動する
- Excelプロセスをアタッチする
- シートをアクティブにする(2枚目に切り替える)
ステップ1:Excelファイルを起動する
まずは対象のExcelファイルをPower Automate Desktopで開きます。
- 「Excelの起動」アクションをフローに追加します。
- 「既存のドキュメントを開く」にチェックを入れ、「ファイルパス」に対象のExcelファイルを指定します。
🔧ポイント
- ファイルパスはフルパス(例:
C:\Users\Username\Documents\test.xlsx)で指定すること - この時点で「Excelインスタンスを保存する」変数(通常は
%ExcelInstance%)が自動生成されます。
ステップ2:Excelプロセスをアタッチする
別の操作と組み合わせる場合や、すでに起動しているExcelを操作したい場合は、「Excelのインスタンスにアタッチ」アクションを使います。
- アクションを挿入し、「アタッチするインスタンス」に先ほどの
%ExcelInstance%を指定します。
※このステップは、すでにExcelを起動していれば省略可能です。
ステップ3:2枚目のシートに移動する
いよいよ2枚目のシートに移動します。
操作手順
- 「ワークシートのアクティブ化」アクションを追加します。
- 「Excelインスタンス」には
%ExcelInstance%を設定。 - 「ワークシート名」の部分に、2枚目のシート名を入力します(例:
Sheet2)。
📝ヒント:
- シート名が分からない場合は、事前にExcelを開いて確認しておきましょう。
- もしシート名を使いたくない場合、「インデックス番号でシートを取得」する方法もあります(ただし、PADの標準アクションではワークシート名指定が基本です)。
よくある質問(FAQ)
Q1. シート名が「Sheet2」じゃない場合はどうすればいいですか?
A. Excel上で実際のシート名を確認して、正確な名前を入力してください。たとえば「売上データ」や「2024年4月」など、名前が変わっていることが多いです。
Q2. インデックス番号で2枚目を指定できませんか?
A. Power Automate Desktopの標準アクションでは、シート名での指定が基本ですが、スクリプト(VBAやJavaScript)を使えばインデックスで操作することも可能です。ただし、初心者のうちはシート名指定が確実です。
Q3. シート名を変数にすることはできますか?
A. はい、「変数の設定」アクションでシート名を変数に入れておき、「ワークシート名」の欄にその変数を挿入することで、柔軟な操作が可能になります。
こんな場面で便利!
- 毎月同じフォーマットのエクセル帳票を自動処理したいとき
- 複数シートから順にデータを読み取る処理を組むとき
- 特定のシートにだけデータを転記したいとき
