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AIとRPAの融合:これからの自動化の形
PADはWindows 11ユーザーなら無料で使える業務自動化ツールですが、最近ではCopilotというAI機能が追加され、
「自然言語(日本語)」で指示を出すだけで、自動化フローの“たたき台”を作ってくれるようになっています。
💡 例:「S-◯というファイル名をK_◯に変更して」と入力すると、AIが自動でファイル名変更フローを構築!
この「AI → RPAへの指示」の連携により、非エンジニアでも高度な自動化が可能な時代が来ています。
Copilotで試してみた5つの実験と結果
✅ 実験①:ファイル名の一括変更【成功】
- 指示内容: 「フォルダ内のファイル名 ‘S-◯’ を ‘K_◯’ に変更して」
- 結果: 完璧に成功!わずか数秒でフロー構築、実行もスムーズ
📌 ポイント: Copilotの得意分野。パターンが明確な文字列変更は最適
✅ 実験②:各シートを新しいExcelブックとして保存【部分成功】
- 目的: 1つのExcelファイル内のシート(田中さん、鈴木さんなど)を、それぞれ別ファイルとして保存
- 問題点:
- シート選択や保存名の指定など、細かい設定はAIだけでは完結不可
- Excelが閉じているとフローが失敗
- 対処法:
- 保存処理を「名前を付けて保存」に修正
- **待機処理(例:1秒待機)**を入れることで安定動作に改善
🔧 教訓: 仕上げは人間の手で整える必要あり(AI:8割、人間:2割)
✅ 実験③:WebフォームにExcelのデータをループ入力【失敗】
- 目標: Excelにある商品IDや情報を、Webフォームに繰り返し入力
- 問題点:
- Copilotが既存アクションを理解・修正するのが苦手
- 指示すると「新規フローとして作成」されてしまい、既存のフォーム入力処理が破棄される
📌 結論: 「修正」は苦手。Copilotはゼロからの自動化フロー作成が得意
✅ 実験④:添付ファイル付きメールの自動送信【成功(修正あり)】
- 構成:
- Excelで宛先と添付ファイル番号を管理
- 添付ファイル① or ②を動的に切り替え
- 修正点:
- Copilotが誤って100行読み込む仕様に
- 列の指定ミス(D列まで必要なのにC列までしか取得していなかった)
📬 結果: 修正後は問題なく送信成功。実際のメールでも添付ファイルの切り替え動作を確認
✅ 実験⑤:AIへの自然言語命令【全般的に有効】
- 「毎日18時に通知して」→ ✅
- 「特定の文字を置換して」→ ✅
- 「条件付きでメッセージを変えて」→ ⚠️(一部手動が必要)
🧠 まとめ: 単純な命令は得意だが、条件分岐や動的なUI操作は課題あり
Copilot活用のコツ(AIと上手く付き合う方法)
| 活用ポイント | 解説 |
|---|---|
| AIは“たたき台”作成に使う | 完成度80%までの構築はAIが得意。最終調整は人間の仕事 |
| 修正・条件追加は手動が安定 | 条件分岐や数値変換はCopilotでは不安定。知識が活きる部分 |
| 待機処理を忘れずに | フローの実行速度が速すぎると処理エラーに。1秒待機が安定化の鍵 |
| 再利用できるテンプレを作っておく | よく使うフローはベースとして保存。再編集しやすくなる |
よくある質問(FAQ)
Q1: Copilotは誰でも使える?
A: 現在は米国アカウントが中心です。ただし日本語対応も始まっており、順次日本アカウントでも利用可能に。
Q2: 本当にプログラミング不要?
A: 基本的な作業はノーコードで可能です。ただし、細かい調整には少し慣れが必要です。
Q3: 自動化フローは完全に任せていいの?
A: まだ“任せきり”は難しいです。Copilotは補助ツールとして使うのがベストです。
