目次
今回のテーマ
「Copilotでデスクトップフローのアクティビティを分析する方法」
Microsoft公式ドキュメント(2025年3月12日更新)より
この機能は、まだプレビュー段階のもので、将来的に内容が変わる可能性があります。ですが、その分新しい!面白い!そして分析に使える内容満載でした。
Copilotでできること(ざっくりまとめ)
- 自動化フローの実行回数・成功/失敗数を自然言語で質問できる
- 質問に応じてCopilotがグラフや表で可視化してくれる
- 分析用クエリ(FetchXML)を自動生成してくれる
- 会話形式で複数の質問を投げかけることができる(マルチターン対応)
デスクトップフロー分析とは?
このCopilot機能の目的は、「自動化のパフォーマンスを理解すること」です。
具体的には、次のような観点から情報を引き出せます:
- どのフローが一番多く実行されたか
- どのマシンで失敗が多かったか
- 先月の成功率はどれくらいか
- フローの平均実行時間
しかも、質問は自然言語(英語推奨)でOK。「昨日一番失敗が多かったマシンは?」みたいに聞くだけで、グラフ付きの回答が返ってきます。
実際のプロンプト例(質問例)
Copilotには、こんな質問ができます:
| 質問(英語) | 説明 |
|---|---|
| What were the top 5 most executed flows last week? | 先週一番実行されたフロー |
| Show me the distribution of failed and successful flows last quarter | 前四半期の成功/失敗フローの割合 |
| Which machine had the most flow failures today? | 今日、最も失敗が多かったマシン |
| What is the average execution time for successful flows? | 成功したフローの平均時間 |
Copilotは、質問内容をもとに自動的にFetchXMLクエリを作成し、Dataverseからデータを取得→グラフで可視化してくれます。
利用条件と制限事項(超重要)
この機能を使うには、いくつかの前提条件があります:
- 米国に拠点を置くPower Platform環境であること
- 職場または学校アカウント(AAD)での利用
- 英語での質問が前提
- 日本語では一部対応が不完全な場合あり(英語表記になることも)
さらに、Copilotは現在開発中の機能なので、
- 間違ったクエリを返すことがある
- 大量データや複雑な質問には弱い
- 保持する質問の履歴は「直近5つまで」
といった制限もあります。
実際の使い方ステップ(クエリ検証もできる!)
Copilotが生成したクエリを、クラウドフローで実行して検証することも可能です。
手順:
- Power Automateポータルを開く(https://flow.microsoft.com)
- 「マイフロー」→「+ 新しいフロー」→「インスタントクラウドフロー」
- フロー名を入力、トリガーを「手動」にして作成
- 「Dataverse」コネクタの「行の一覧」アクションを追加
- 「詳細オプションを表示」→「FetchXMLクエリ」フィールドに、Copilotが生成したクエリを貼り付け
- 保存 → テストを実行 → 結果を確認!
JSON形式で整理された実行結果が返ってくるので、そこから必要な情報を読み取ることができます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 日本語で質問しても大丈夫?
A. 英語に最適化されているため、英語の質問を推奨します。日本語では期待通りの応答が得られないことがあります。
Q2. Copilotで未来の実行予定を聞ける?
A. できません。 現在と過去のアクティビティに関する質問のみ対応しています。
Q3. 質問してもCopilotが答えてくれない…
A. 以下のようなエラーが出る場合は対処が必要です:
| エラー内容 | 対処法 |
|---|---|
| 質問を理解できませんでした | 質問内容を言い換えてみてください |
| クエリが生成できませんでした | より具体的な質問に変更してください |
| キャパシティに達しています | しばらく待ってから再試行してください |
