Power AutomateでPDFから請求書データを自動抽出する方法

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ファイルをドラッグするだけ!請求書のPDFからデータを自動抽出してメールで受け取ろう

手作業で請求書を確認し、金額や日付、宛先を転記しているあなた。
その作業、自動化できます!

Power Automateを使えば、SharePointにアップロードされた請求書(PDF)から必要な情報を自動で抽出し、メールで通知する仕組みを誰でも簡単に作れます。

この記事では、PDFをSharePointに保存 → データをAIで読み取り → メールで通知という流れを、初心者でも迷わずできるように丁寧に解説します。


手順1:自動フローを新規作成する

まず、Power Automateのポータル(https://make.powerautomate.com)にアクセスします。

1.1 「自動化されたクラウド フロー」を作成

  1. 左側メニューの「作成」をクリック
  2. 「自動化されたクラウドフロー」を選択
  3. 任意のフロー名(例:PDF請求書抽出)を入力
  4. トリガーには「SharePoint – ファイルが作成または変更されたとき(プロパティのみ)」を選びます
    ※「プロパティのみ」はAIモデルが使いやすくなるのでおすすめです

手順2:監視対象のSharePointフォルダを設定

このフローがどのフォルダを監視するかを指定します。

  1. SharePointサイトのURLを選択(例:https://yourtenant.sharepoint.com/sites/accounting
  2. ドキュメントライブラリ:Documents を選択
  3. 監視したいフォルダパス(例:/Shared Documents/accounts/invoices/)を指定

これで、指定フォルダにPDFファイルがアップロード or 編集されるたびに自動フローが動きます。


手順3:PDFファイルの中身を取得する

次に、アップロードされたPDFの**中身(バイナリファイル)**を取得します。

  1. 新しいステップを追加
  2. 「SharePoint」→「ファイル コンテンツの取得」アクションを選択
  3. 「ファイル識別子」には、前ステップから取得できるIdentifierを指定します(動的コンテンツから選択可能)

手順4:AI Builderで請求書データを自動抽出

Power AutomateのAI Builderを使うと、請求書フォーマットに特化したAIモデルで日付や金額などの情報を自動抽出できます。

  1. 新しいステップを追加
  2. 「AI Builder」→「請求書から情報を抽出」アクションを選択
  3. 「ファイルコンテンツ」には前のステップで取得したPDFデータを指定

抽出できる主な項目:

  • 請求日(Invoice Date)
  • 顧客名(Customer Name)
  • 金額(Total Amount, Subtotal, Tax)
  • 通貨(Currency Symbol)
  • 請求書番号(Invoice ID)
  • 支払期限(Due Date)など

手順5:抽出したデータをメールで送信する

抽出されたデータをそのままメール通知する設定を行います。

  1. 新しいステップを追加
  2. 「Office 365 Outlook」→「メールの送信(V2)」を選択
  3. 以下の内容を入力:
項目設定内容
宛先自分のメールアドレス or チームアドレス
件名請求書情報の通知など任意の件名
本文動的コンテンツから以下のように入力

例:

cssコピーする編集する請求書番号: @{Invoice ID}  
顧客名: @{Customer Name}  
請求日: @{Invoice Date}  
支払期限: @{Due Date}  
合計金額: @{Total Amount} @{Currency Symbol}

※Currency Symbolが重複しないよう、AI Builderの出力を確認して調整してください。


手順6:フローを保存&テストする

ここまで来たら、保存してテスト実行

  1. 右上の「保存」をクリック
  2. 「テスト」ボタン → 手動テストを選択
  3. 監視フォルダに請求書PDFをアップロード

→ 数秒後、メールで請求書情報が届けば成功です!


よくある質問(FAQ)

Q1. 無料プランで使えますか?

A. AI Builderを使用するためには、Power Automate Premiumライセンスが必要です。

Q2. 自分のPDFに対応してないっぽい。どうすれば?

A. AI Builderの「請求書モデル」は一般的な請求書に最適化されています。独自フォーマットの場合は「カスタムAIモデル」の作成を検討しましょう。

Q3. 抽出結果がうまくいかない…

A. 元のPDFの品質(解像度、テキスト形式)や配置により精度が左右されます。OCR対応PDFか、手入力ではなくテキスト形式になっているか確認しましょう。

Q4. メール以外に出力したい。可能?

A. はい!Excelに記録、Teams通知、承認フローへの接続など、自由にカスタマイズできます。

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